中野市議会 > 1989-03-03 >
03月03日-01号

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  1. 中野市議会 1989-03-03
    03月03日-01号


    取得元: 中野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    平成 1年  3月 定例会(第1回)          平成元年第1回中野市議会定例会会議録---------------------------------------中野市告示第7号平成元年3月3日(金) 中野市役所議場に開く。---------------------------------------平成元年3月3日(金) 午前10時開議---------------------------------------● 議事日程(第1号) 1 開会 2 会議録署名議員指名 3 会期等の決定 4 報告第1号  道路上の事故に係る示談及び損害賠償の額の決定の専決処分の報告について 5 議案第1号  中野市市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について 6 議案第2号  中野市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の特例を定める条例の専決処分の報告について 7 議案第3号  昭和63年度中野市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の報告について 8 議案第4号  中野市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例案 9 議案第5号  昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除に関する条例案10 議案第6号  中野市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例案11 議案第7号  中野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例案12 議案第8号  中野市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例案13 議案第9号  中野市市税条例の一部を改正する条例案14 議案第10号 中野市公共施設等整備基金の設置、管理及び処分に関する条例案15 議案第11号 中野市光と緑の交響都市づくり基金の設置、管理及び処分に関する条例案16 議案第12号 中野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例一部を改正する条例案17 議案第13号 中野市市民会館条例の一部を改正する条例案18 議案第14号 中野市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案19 議案第15号 中野市歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例案20 議案第16号 中野市公民館条例の一部を改正する条例案21 議案第17号 中野市立小学校整備計画審議会条例を廃止する条例案22 議案第18号 中野市同和地区住宅新築資金等貸付条例の一部を改正する条例案23 議案第19号 中野市都市公園条例の一部を改正する条例案24 議案第20号 中野市下水道条例の一部を改正する条例案25 議案第21号 中野市水道事業の管理等に関する条例の一部を改正する条例案26 議案第22号 中野市農産物加工センター条例の一部を改正する条例案27 議案第23号 中野市商工業振興条例の一部を改正する条例案28 議案第24号 中野市駐車場事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案29 議案第25号 中野農村勤労福祉センター条例の一部を改正する条例案30 議案第26号 昭和63年度中野市一般会計補正予算(第9号)31 議案第27号 昭和63年度中野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)32 議案第28号 昭和63年度中野市授産所事業特別会計補正予算(第3号)33 議案第29号 昭和63年度中野市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)34 議案第30号 昭和63年度中野市倭財産区事業特別会計補正予算(第3号)35 議案第31号 昭和63年度中野市中野財産区事業特別会計補正予算(第2号)36 議案第32号 昭和63年度中野市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第4号)37 議案第33号 昭和63年度中野市下水道事業特別会計補正予算(第5号)38 議案第34号 昭和63年度中野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)39 議案第35号 昭和63年度中野市水道事業会計補正予算(第5号)40 議案第36号 平成元年度中野市一般会計予算41 議案第37号 平成元年度中野市国民健康保険事業特別会計予算42 議案第38号 平成元年度中野市老人保健医療事業特別会計予算43 議案第39号 平成元年度中野市授産所事業特別会計予算44 議案第40号 平成元年度中野市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計予算45 議案第41号 平成元年度中野市倭財産区事業特別会計予算46 議案第42号 平成元年度中野市中野財産区事業特別会計予算47 議案第43号 平成元年度中野市等公平委員会特別会計予算48 議案第44号 平成元年度中野市学校給食共同調理場事業特別会計予算49 議案第45号 平成元年度中野市下水道事業特別会計予算50 議案第46号 平成元年度中野市農業集落排水事業特別会計予算51 議案第47号 平成元年度中野市駐車場事業会計予算52 議案第48号 平成元年度中野市水道事業会計予算53 議案第49号 市道路線の廃止について54 議案第50号 市道路線の認定について55 議案第51号 高梨館跡公園整備事業の公園用地の取得変更について56 議案第52号 市営土地改良事業の施行について57 議案第53号 市営土地改良事業等に要する経費の賦課徴収基準等について---------------------------------------● 本日の会議に付した事件………議事日程に同じ---------------------------------------● 出席議員次のとおり(25名)   1番     吉谷とし江君        15番     森田利春君   2番     春原 勝君         16番     岩本博次君   4番     畦上唯七君         17番     青木豊一君   5番     武田俊雄君         18番     武田亥佐雄君   6番     小林東助君         19番     田尻文春君   7番     土屋敬一郎君        20番     田中新司君   8番     滝沢 忠君         21番     小林角兵衛君   9番     今井幸夫君         22番     小林邦男君  10番     頓所昭司君         23番     海谷栄治君  11番     原 儀作君         24番     田中武郎君  12番     武田安雄君         25番     武田良文君  13番     阿部 勲君         26番     荻原 勉君  14番     長針 正君---------------------------------------● 欠席議員次のとおり(1名)   3番     松島敏正君---------------------------------------● 職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名次のとおり 議会事務局長   山田正人          書記      豊田敏夫  〃次長     田中 正           〃      横田清一---------------------------------------● 説明のため議場に出席した者の職氏名次のとおり 市長       土屋武則君         民生部長    永沢瑞生君 助役       小出敬一君         福祉事務所長  永沢瑞生君 収入役      山口和平君         経済部長    小林治己君 教育委員長    中嶋清春君         建設部長    池田利政君 選管委員長    鈴木義一郎君        水道部長    中村恒雄君 農委会長     宮嶋一男君         消防長     浦野良平君 監査委員     関 康雄君         教育次長    徳武栄一君 教育長      嶋田春三君         庶務課長    小林 尊君 総務部長     土屋幸雄君         財政課長    養田敬自君 企画部長     市川治忠君         庶務課長補佐  小古井嘉幸君---------------------------------------(開議)(午前10時07分)(開会に先立ち議会事務局長山田正人君本日の出席議員数及び説明のため議場に出席した者の職氏名を報告する。) △1 開会 ○議長(荻原勉君) ただいま報告のとおり出席議員数が定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。 これより、平成元年第1回中野市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしてあります議事日程第1号のとおりでありますから、ご了承願います。--------------------------------------- ○議長(荻原勉君) 初めに、市長からあいさつがあります。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) ごあいさつを申し上げます。 本日、3月定例市議会を開催いたしましたところ、議員各位におかれましては何かとご多用中にもかかわらずご出席をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。 平成元年を迎え、時代の転換点とも言える今、私どもはもう1度初心に立ち返り、来たるべき時代への洞察と未来を切り開く勇気ある実践が強く求められていると考えるところであります。世代から世代へ先人の意思を引き継ぎ、4万市民力を合わせて21世紀に向けた中野市を創造していくことこそ、時代の大きな節目を越えようとしている私どもに課せられた命題であると存じます。議員各位におかれましては、今後とも一層のご理解とご協力をお願いを申し上げる次第であります。 さて、昭和の最後となりました本年度も1カ月足らずとなりましたが、顧みますと、市政にとりましては、21世紀を展望した新しいまちづくりを進めるため策定をいたしました中野市第2次総合計画の初年度として意義ある年であったと思うのであります。 こうした中で、市の2大継続事業として進めてまいりました小学校整備計画に基づく小学校改築整備事業につきましては、本年度計画をいたしました倭小学校の屋内体育館の完成をもって完了をいたしました。また、公共下水道整備事業につきましても、今年度計画の西条、一本木、東吉田地区の管渠工事延べ 4,095メートルを計画どおり進めることができました。しかしながら、水洗化普及については本年1月末現在で60.4%となっており、この普及率向上に努めておるところであります。また、その他の大型事業につきましても、駅南土地区画整理事業については昨年末着工をし、七瀬住宅団地造成事業についても既に工事請負契約を締結し、近く工事測量の開始の運びとなり、また高丘工業団地の造成事業についても、現在開発行為の申請をし、許可があり次第着工の運びとなった次第であります。 これらの事業を推進するに際し、議員各位を初め関係地域の市民の皆様方に深いご理解とご協力をいただきましたことを、これに対しまして心から敬意と感謝を申し上げますとともに、今後とも一層のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。 なおまた、当市にとりまして重要課題であり、私も精力的に進めております関越自動車道上越線の建設促進並びに千曲川沿岸の無堤地域の解消、及び篠井川樋門の改築事業につきましても、議員各位を初め地権者並びに関係地域の皆様方のご理解とご協力をいただきまして着実に進めることができました。これら事業につきましても、1日も早い供用開始または完成に向けて努力してまいる所存でありますので、議員各位におかれましても今後とも一層のご支援とご協力をお願い申し上げる次第であります。 一方、地方自治体にとりましては、国の財政再建の影響を受けて引き続き国庫補助負担率の削減を受けたり、さらには、依然として改善されない国民健康保険会計等、財政運営に大変苦労した年でありました。また、平成元年度予算の政府案をみましても、依然として国と地方の機能分担と費用分担の見直しが根本的に解決されないまま、国の財政運営の都合で地方への負担転嫁を求めているのであります。 地方財政は、年々増加する公債費の負担と、一方では景気の回復により税収がようやく上向いてきたとはいうものの、依然として円高基調による経済の先行きが予断を許さない状況にあること等を考えますと、新年度もまことに厳しい財政運営を余儀なくされると考えておるところでございます。しかしながら、冒頭申し上げましたとおり、こうした厳しい地方財政の環境下ではありますが、来たるべき21世紀に向けての行政の的確な対応が必要であります。 平成元年は、心を新たにし、職員が一体となって行財政の効率化を図るため一層の創意と工夫を凝らし、健全財政を堅持する中で間近かに迫った21世紀を展望し、第2次総合計画を基本に、地域の特性を生かした若者が定着する活力と魅力に満ちた北信地域の中核都市建設をめざして、生きがいと安らぎのあるまちづくりに邁進してまいりたいと存じます。 そのため、平成元年度予算編成に当たりましては、1つとして従来からの大型継続事業の早期完成、2つとして高速交通時代の対応と快適なまちづくり、3つとして高齢化社会に対応した健康づくりや福祉の充実、4つ目に教育・文化・スポーツの振興、5つとして青少年の健全育成、6つ目として産業の振興、等々の主要施策を基本としながら、市民のご意見、ご要望を踏まえた施策を着実に推進してまいることを念頭に編成に努めたところでございます。 殊に、税制改革による消費税導入に伴い、市の単独施策として福祉対策を講じ、市民福祉の向上に意を尽くしたつもりでございます。その結果一般会計の予算総額は 121億 9,500万円となり、前年度に比べて10.6%の増となりました。 また、国民健康保険事業等10の特別会計の予算総額は、49億 2,790万円となり、前年に比べまして5%の減となりました。 なおまた、水道事業等2つの企業会計の予算総額は、10億 4,279万 4,000円で前年に比べて2.8 %の増となりました。 施策の推進等細部につきましては、それぞれ議案の中でご説明申し上げたいと存じます。 本日提案いたします議案は、専決処分の報告3件、条例案22件、予算案23件、事件案5件の合計53件でございます。 何とぞよろしくご審議をお願い申し上げ、ごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。--------------------------------------- △2 会議録署名議員指名 ○議長(荻原勉君) 日程2 会議録署名議員の指名をいたします。 会議録署名議員については、会議規則第81条の規定により、 17番 青木 豊一君 18番 武田亥佐雄君の以上2君を、議長において指名いたします。--------------------------------------- △3 会期等の決定          平成元年第1回中野市議会定例会運営日程(案)                     会期 平成元年3月3日(金)                          ~3月17日(金)15日間  月日 曜日   時間 会議        摘要 3月 3日  金  午前10時 本会議 開会、会期等決定、議案提案説明    4日  土 休会 議案審査のため    5日  日  〃 日曜日のため    6日  月  〃 議案審査のため    7日  火  〃   〃    8日  水  午前10時 本会議 議案質疑、議案付託、市政一般質問    9日  木    〃  〃 市政一般質問   10日  金    〃  〃   〃   11日  土 休会   12日  日  〃 日曜日のため   13日  月 委員会 付託議案審査   14日  火  〃   〃   15日  水  〃   〃   16日  木 休会 議案整理のため   17日  金 午後1時30分 本会議 委員長報告、質疑、討論、採決、閉会  ● 市政一般質問通告は、3月3日午後1時まで ● 意見書(案)提出は、3月8日午前10時まで ○議長(荻原勉君) 日程3 会期等の決定についてを議題といたします。 本定例会の会期及び休会について、議会運営委員長の説明を求めます。 議会運営委員長 武田亥佐雄君。      (議会運営委員長 武田亥佐雄君登壇) ◎議会運営委員長武田亥佐雄君) 18番、武田亥佐雄でございます。 本日招集されました平成元年第1回中野市議会会期並びに運営日程案について提案ご説明をいたします。 去る2月23日に議会運営委員会を開催いたしまして原案を決定をいたし、皆様方のお手元に配付をいたしてございますとおりでございますが、ご説明を申し上げます。 会期につきましては、3月3日、本日より3月17日までの15日間と決定をいたしました。運営日程につきましては、本日、会期の決定をいただき、提案ご説明をいただくわけでございますが、その提案説明をいただきます。その諸般の報告とあわせまして、なお2月2日に諏訪市において開催されました長野県市議会議長会の総会の席上、同会の表彰規程によりまして、前議長の小林邦男議員、前副議長の武田良文議員が表彰を受けられました。その伝達を行いたいと思いますので、あらかじめご承知おきをいただきたいと思います。 なお、4日から5日までは、議案審査並びに日曜日のために休会といたします。 8日午前10時より本会議を開催いたしまして、議案の質疑、付託を行い、残余を一般質問を行い、9日、10日を一般質問を実施をいたします。 11日、12日は休会といたします。 13日、14日、15日を、委員会付託をいたしました議案をご審査をお願いをいたします。 16日、議案整理のため休会といたしまして、17日午後1時半より本会議を開催いたしまして、議案付託の委員長報告並びに質疑、討論、採決及び閉会といたす予定でございます。 なお、市政一般質問の通告につきましては、本日の午後1時までが原則でございますけれども、本日の会議終了後30分以内にご提出をいただきたいと思います。 なお、意見書案の提出は8日の午前10時までにお願いをいたしたいと思いますが、どうか議会運営委員会の決定どおりご賛成をいただきますようお願いをいたしまして、説明にいたします。 ○議長(荻原勉君) お諮りいたします。 本定例会の会期及び休会については、議会運営委員長の説明のとおりにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。      (「異議なし」という声あり) ○議長(荻原勉君) ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期及び休会については、ただいま説明のとおり決しました。--------------------------------------- ○議長(荻原勉君) この際、諸般の報告を行います。 初めに、12月定例会以降に陳情書1件が提出されておりますので、事務局長をして朗読いたさせます。(議会事務局長山田正人君陳情書を朗読する。)●陳情第1号 労働時間短縮に関する陳情 ○議長(荻原勉君) 続いて、議会閉会中の主なる事項について、事務局長をして報告いたさせます。(議会事務局長山田正人君諸般の報告を朗読する。)●北信3市正副議長会について 1月27日 中野市 正副議長出席●第 101回長野県市議会議長会総会について 2月2日、3日 諏訪市 正副議長出席●第15回全国高速自動道通過市議会協議会総会について 2月17日 東京都 副議長出席 ○議長(荻原勉君) 以上のとおりでありますから、ご了承願います。 なお、監査委員から報告のありました例月出納検査の結果をお手元に配付いたしてありますので、ご了承願います。--------------------------------------- ○議長(荻原勉君) この際、さきに開催された長野県市議会議長会において、小林邦男君が議長を、武田良文君が副議長を歴任された功績により表彰されましたので、表彰状の伝達を行います。 小林邦男君、武田良文君、順次前へお願いいたします。●小林邦男議員武田良文議員、長野県市議会議長会表彰の表彰状、記念品の伝達を受ける。---------------------------------------                 表彰状  小林邦男殿 あなたは、中野市議会議長として市政の振興と発展に尽力され、その功績は誠に顕著であります。よって第 101回定期総会にあたり、本会表彰規程により記念品を贈り表彰します。                   平成元年2月2日                        長野県市議会議長会                        会長 長野市議会議長 今井良雄                 表彰状  武田良文殿 あなたは、中野市議会副議長として市政の振興と発展に尽力され、その功績は誠に顕著であります。よって第 101回定期総会にあたり、本会表彰規程により記念品を贈り表彰します。                   平成元年2月2日                        長野県市議会議長会                        会長 長野市議会議長 今井良雄--------------------------------------- ○議長(荻原勉君) ここで、小林邦男君から発言の申し出がありますから、これを許します。 小林邦男君。 ◆22番(小林邦男君) 本会議中の大変貴重な時間でございますが、大変恐縮でございますけれども、一言御礼を申し上げたいというふうに思います。 県議長会からはえある表彰をいただき、大変光栄に存じているところでございます。受賞者を代表いたしまして一言御礼を申し上げさせていただきたいというふうに思います。 この表彰は、議員各位の温かいご支援と、なおまたご協力をいただき、あわせて市長さんを初め理事者の方々、部長、課長さん方々の大変なるご指導とご鞭撻によるもので、心から御礼を申し上げるとともに、感謝と敬意を表する次第でございます。 もとより大変微力ではございますけれども、市政の末席を汚す立場の中から、市政進展のためになお一層の精励、努力をいたしたいと思うところでございます。 どうか今後ともかわらぬご支援とご指導を心からお願いをいたしまして、大変簡単でございますけれども御礼のごあいさつにかえます。どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(荻原勉君) 以上をもって表彰状の伝達を終わります。--------------------------------------- △4 報告第1号 道路上の事故に係る示談及び損害賠償の額の決定の専決処分の報告について
    ○議長(荻原勉君) 日程4 報告第1号 道路上の事故に係る示談及び損害賠償の額の決定の専決処分の報告についてを議題といたします。(議会事務局長山田正人君報告を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 報告第1号 道路上の事故に係る示談及び損害賠償の額の決定の専決処分の報告についてでございますが、本案は、平成元年2月8日、市内栗林の市道片塩・牛出線において、走行中の軽自動車が横断水路のブレーキングに接触し、車両が損傷した事故でありますが、事故後の示談及び損害賠償の額につきまして、地方自治法第 180条の規定によりまして専決処分をいたしましたので、ご報告を申し上げる次第であります。--------------------------------------- △5 議案第1号 中野市市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について △6 議案第2号 中野市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の特例を定める条例の専決処分の報告について △7 議案第3号 昭和63年度中野市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の報告について ○議長(荻原勉君) 日程5 議案第1号 中野市市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告についてから、日程7 議案第3号 昭和63年度中野市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の報告についてまでの、以上議案3件を一括して議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第1号 中野市市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について申し上げます。 本案は、地方税法の一部を改正する法律が、12月30日公布、1月1日から施行されたことに伴いまして、条例の一部を早急に改正する必要が生じたため専決処分をしたものであります。改正の内容は、昭和64年1月1日以後に支払われる退職所得の所得控除の引き上げと、適用税率が現行7段階の区分が3段階に変わったことであります。 次に、議案第2号 中野市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の特例を定める条例の専決処分の報告について申し上げます。 本案は、昭和天皇の大喪の礼の行われる日を休日とする法律が2月17日公布、施行され、2月24日を国と同様地方公共団体が休日となるため、法律の趣旨に沿って職員も休日とするための特例条例の制定をしたものであります。 次に、議案第3号 昭和63年度中野市一般会計補正予算(第8号)の専決処分の報告について申し上げます。 本案につきましては、積雪寒冷地域の公共事業を早期発注するため、国の補正措置により国庫債務負担行為が設定されたことに伴うものであります。内容につきましては、間伐林道開設事業にかかわる債務負担行為の限度額等の設定をするものであります。 以上、専決3件、一括してご報告をいたしました。よろしくご審議の上、ご承認をくださるようお願い申し上げます。--------------------------------------- △8 議案第4号 中野市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例案 △9 議案第5号 昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除に関する条例案 △10 議案第6号 中野市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例案 △11 議案第7号 中野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例案 △12 議案第8号 中野市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例案 △13 議案第9号 中野市市税条例の一部を改正する条例案 ○議長(荻原勉君) 日程8 議案第4号 中野市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例案から、日程13 議案第9号 中野市市税条例の一部を改正する条例案までの、以上議案6件を一括して議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第4号 中野市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例案からご説明申し上げます。 本案は、特別職の職員等の給料月額及び報酬の額について、昨年12月23日に特別職報酬等審議会に諮問をいたしましたところ、慎重にご審議をいただきまして、2月1日に審議会長から全員一致の意見として答申をされたものでございまして、諮問した特別職については答申どおり、その他の特別職については答申された特別職との権衡を考慮してそれぞれ改正しようとするものであります。 次に、議案第5号でございますが、昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除に関する条例案について申し上げます。 本案は、昭和天皇の崩御に伴う大赦及び復権令が2月13日に公布され、2月24日から施行されましたことに伴い、国、県に準じて条例の制定をするものであります。 次に、議案第6号 中野市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例案について申し上げます。 本案は、昨年4月から4週6休の試行を実施してまいりましたが、実施率が90%を超え、本格実施の見通しがつきましたので、条例を改正しようとするものであります。 続いて、議案第7号 中野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例案について申し上げます。 本案も、前案同様、4週6休制の本格実施により1カ月の勤務日数が2日減少することにより、非常勤の職員の退職手当の支給の基礎となる勤続期間の計算を1カ月について20日とすること、退職手当の支払いについて小切手払いができるようにする等、必要な条例の整備をするものであります。 次に、議案第8号 中野市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例案について申し上げます。 本案は、行路死亡人取扱作業など特に不快な業務に従事する職員の手当の引き上げをしようとするもののほか、用具の整備を行うものであります。 次に、議案第9号 中野市市税条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、地方税法の一部改正する法律が12月30日公布され、4月1日から施行されること等に伴い、条例の一部を改正するものであります。改正の主な内容は、まず個人住民税について非課税の範囲等の拡大がされたこと、また資産所得の合算が廃止されたこと、さらに消費税の新設に伴う税目の廃止等であります。 以上6件、一括してご説明申し上げましたが、よろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- △14 議案第10号 中野市公共施設等整備基金の設置、管理及び処分に関する条例案 △15 議案第11号 中野市光と緑の交響都市づくり基金の設置、管理及び処分に関する条例案 ○議長(荻原勉君) 日程14 議案第10号 中野市公共施設等整備基金の設置、管理及び処分に関する条例案、及び日程15 議案第11号 中野市光と緑の交響都市づくり基金の設置、管理及び処分に関する条例案の、以上議案2件を一括して議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第10号 中野市公共施設等整備基金の設置、管理及び処分に関する条例案について申し上げます。 本案は、基本計画に掲げる事業を初めとして、文化施設整備、社会福祉施設整備、及び高速交通網関連施設整備など、市の大きな負担が予想される大規模事業を計画的かつ円滑に推進できるよう財源を確保するため、基金を設置する条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第11号でありますが、中野市光と緑の交響都市づくり基金の設置、管理及び処分に関する条例について申し上げます。 本案は、ふるさと創生事業として国が交付税で市町村へ交付する1億円について、具体的事業が計画できるまでの間、基金として積立をするため基金を設置する条例を制定しようとするものであります。 以上2件につきましてご説明申し上げました。よろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- △16 議案第12号 中野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案 △17 議案第13号 中野市市民会館条例の一部を改正する条例案 △18 議案第14号 中野市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案 △19 議案第15号 中野市歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例案 △20 議案第16号 中野市公民館条例の一部を改正する条例案 △21 議案第17号 中野市立小学校整備計画審議会条例を廃止する条例案 ○議長(荻原勉君) 日程16 議案第12号 中野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案から、日程21 議案第17号 中野市立小学校整備計画審議会条例を廃止する条例案までの、以上議案6件を一括して議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第12号 中野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案について申し上げます。 本案は、し尿の収集運搬は許可業者により行っておりますが、この手数料は、昭和61年4月改定以来据え置きとなっておりましたが、その後の経済情勢の変化、人件費の上昇から、2.08%の料金改定が必要となったことと、消費税が昨年12月30日公布され、4月1日から適用されることに伴いまして、所要の改定をするものであります。 また、市が収集する事業活動から生ずる生ごみ手数料についても、消費税分の改定であります。 なお、引き続いて提案説明をいたします条例案等の関連もありますので、消費税についての考え方を申し上げます。 消費税は、最終的には消費者が負担すべき税であり、公共団体も使用料等に適正な転嫁をするよう、国、県からの指導がありました。また、税制改革の円滑な推進に処するための環境整備にも配慮をしなければならない立場にもあるわけであります。 改定に当たっては、消費税分3%を手数料、使用料等に上乗せすることにいたしましたが、市民への影響を少なくするため、合理的な端数処理を配慮いたしました。例えば料金が 100円単位のものは、3%を乗じて得た消費税額が 100円以上になった場合に改定をし、 100円未満は切り捨てることといたしました。この結果、市が条例に基づいて徴収する使用料、手数料は21件ございますが、この端数処理によって実際に料金改定となるものは、市民会館ホール、体育館、公民館講堂、使用料等で、10件の条例改正となります。 次に、議案第13号について申し上げます。中野市市民会館条例の一部を改正する条例案について。また、議案第14号 中野市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案について、さらに議案第15号 中野市歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例案について、さらに議案第16号 中野市公民館条例の一部を改正する条例案についてご説明を申し上げます。 いずれも前議案でご説明を申し上げましたとおり、消費税にかかわるものを改定し、合理的な端数処理をしたもので、市民会館についてはホール使用料と41号会議室使用料の一部が対象となります。体育施設では、野球場、運動場とも入場料を徴収する場合に対象となり、体育館は2時限を超える使用から対象となります。歴史民俗資料館も、観覧料を徴収して使用の場合が対象で、中央公民館、北部公民館は講堂の使用料が対象となります。 これらの施設は、社会教育、社会体育のための使用について減免措置がとられておりますことから、課税対象となるものは全体のごく一部に限られております。 次に、議案第17号 中野市立小学校整備計画審議会条例を廃止する条例案について申し上げます。 本案は、中野市立小学校の整備計画が昨年11月に倭小学校屋内体育館の建設をもってすべて完了し、その目的が達成したため、本条例を廃止しようとするものであります。 以上6件、一括で申し上げましたが、よろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- △22 議案第18号 中野市同和地区住宅新築資金等貸付条例の一部を改正する条例案 △23 議案第19号 中野市都市公園条例の一部を改正する条例案 △24 議案第20号 中野市下水道条例の一部を改正する条例案 △25 議案第21号 中野市水道事業の管理等に関する条例の一部を改正する条例案 ○議長(荻原勉君) 日程22 議案第18号 中野市同和地区住宅新築資金等貸付条例の一部を改正する条例案から、日程25 議案第21号 中野市水道事業の管理等に関する条例の一部を改正する条例案までの、以上議案4件を一括して議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第18号 中野市同和地区住宅新築資金等貸付条例の一部を改正する条例案について申し上げます。 本案は、同和地区住宅新築資金の貸付限度額が、昭和57年4月から、改修資金は昭和58年4月から据え置きになっておりましたが、その後の経済情勢、建設費上昇等から貸付限度額を引き上げようとするものであります。 次に、議案第19号 中野市都市公園条例の一部を改正する条例案について申し上げます。本案は、都市公園事業として建設してまいりました延徳地区の児童公園が4月1日から供用開始となるための改正であります。 次に、議案第20号 中野市下水道条例の一部を改正する条例案について申し上げます。さらに、議案第21号 中野市水道事業の管理等に関する条例の一部を改正する条例案について申し上げます。 両議案とも、消費税にかかわるものを企業努力により吸収すべく検討を重ねてまいりました。さらに水道事業運営審議会のご意見をお聞きする中でもやむを得ないとの結論で、今回、改定をお願いするものでございます。 以上4件、ご説明申し上げましたが、よろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- △26 議案第22号 中野市農産物加工センター条例の一部を改正する条例案 △27 議案第23号 中野市商工業振興条例の一部を改正する条例案 △28 議案第24号 中野市駐車場事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案 △29 議案第25号 中野農村勤労福祉センター条例の一部を改正する条例案 ○議長(荻原勉君) 日程26 議案第22号 中野市農産物加工センター条例の一部を改正する条例案から、日程29 議案第25号 中野農村勤労福祉センター条例の一部を改正する条例案までの、以上議案4件を一括して議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第22号 中野市農産物加工センター条例の一部を改正する条例案について。本案は、消費税にかかわるものを使用料改定するものであります。 次に、議案第23号 中野市商工業振興条例の一部を改正する条例案について。本案は、農村地域工業導入促進法が昨年6月18日公布、施行されたことに伴い、引用法律名が変更されたことから、所要の整備をしようとするものであります。 次に、議案第24号 中野市駐車場事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案について、議案第25号 中野農村勤労福祉センター条例の一部を改正する条例案について、ご説明申し上げます。 両議案とも、消費税にかかわる分の改定で、駐車場では定期駐車分のみが対象となります。また、農村勤労福祉センターでは、競技場の使用料が対象となります。 以上4件、ご説明申し上げましたが、よろしくお願いをいたします。--------------------------------------- ○議長(荻原勉君) ここで10分間休憩いたします。(休憩)(午前11時00分)---------------------------------------(再開)(午前11時14分) ○議長(荻原勉君) 休憩前に引き続いて会議を再開いたします。--------------------------------------- △30 議案第26号 昭和63年度中野市一般会計補正予算(第9号) ○議長(荻原勉君) 日程30 議案第26号 昭和63年度中野市一般会計補正予算(第9号)を議題にいたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第26号 昭和63年度中野市一般会計補正予算の第9号についてご説明を申し上げます。 本案につきましては、主として国、県の補助事業費等が確定したことと、並びに国の補正予算により地方交付税が増額されたこと等により補正するものでございまして、補正総額は2億966 万 8,000円の減額でございます。補正後の予算総額は 115億 6,538万 8,000円となるわけであります。 補正の主な内容を歳出から申し上げますと、まず総務費では、議案第10号及び11号でご説明申し上げましたとおり、身体障害者ふれあいセンター、市立図書館、文化施設、高速交通関連施設等、総合計画上の大規模事業を計画的かつ円滑な推進を図っていく財源に資するため、公共施設等整備基金に1億 5,000万円、ふるさと創生事業にかかわる光と緑の交響都市づくり基金 2,000万円を積み立てることといたしましたほか、職員退職手当1億 6,143万円余等を計上をいたしました。 民生費では、市民の皆さんからお寄せいただいた浄財をもって積み立てをする社会福祉基金に 260万円、消費税の導入に伴い低所得者等の福祉対策として国の施策で行われる臨時福祉給付金 274万円等を計上したほか、扶助費関係につきましては、これまでの実績と今後の執行を勘案し、減額いたしております。 衛生費につきましては、国民健康保険基盤安定のための繰出金 129万余円を追加したほか、事業費の確定等により減額をいたしました。 次に農林水産業費につきましては、菌茸類のオガクズ置場整備補助金 1,000万円を計上したほか、事業費の確定等により減額をいたしております。 土木費につきましては、道路改良計画に基づいた用地取得及び土地開発基金からの引き取りに1億 1,371万余円、建設資材置場の用地取得費 1,643万余円、県施行工事負担金 1,566万余円等を追加計上した半面、土地開発公社貸付金につきましては、伊勢宮団地の売却や、金融機関の短期低利資金の活用により、一般会計からの貸付金5億 3,571万余円を減額いたしましたほか、事業費の確定に伴い減額をいたしております。 教育費につきましては、職員退職手当 6,563万余円を計上し、また、公債費では、借入利率の高いもので返済可能なものについては繰り上げ償還することといたしております。 一方、歳入につきましては、市税で集団的収更正にかかわる個人市民税 2,290万円、自動車の売れ行きが好調だったことに伴う自動車取得税交付金 3,300万円、地方交付税2億 8,734万余円、補助率カットに伴う財源措置として許可される調整債 4,000万円等を見込んだほか、事業費の確定に伴う国・県支出金及び土地開発公社貸付金の減額に伴う元利収入等を減額いたしております。 以上、歳入歳出予算のほか、地方債の借入限度額の追加及び変更並びに債務負担行為の追加及び変更をあわせてお願いをするものであります。よろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- △31 議案第27号 昭和63年度中野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) △32 議案第28号 昭和63年度中野市授産所事業特別会計補正予算(第3号) △33 議案第29号 昭和63年度中野市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号) △34 議案第30号 昭和63年度中野市倭財産区事業特別会計補正予算(第3号) △35 議案第31号 昭和63年度中野市中野財産区事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(荻原勉君) 日程31 議案第27号 昭和63年度中野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)から、日程35 議案第31号 昭和63年度中野市中野財産区事業特別会計補正予算(第2号)までの、以上議案5件を一括して議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第27号 昭和63年度中野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。 本案につきましては、補正総額 8,641万 4,000円の減額でございまして、補正後の予算総額は20億 7,289万 5,000円となります。 補正の主な内容につきまして、歳出から申し上げますと、過去の医療費の実績伸び率から、当初予算段階では、昭和62年度実績に対して一般被保険者にかかる療養諸費で 9.6%、さらに退職者医療諸費で43.4%増を見込んでおりましたが、現時点における実績見込みでは、一般被保険者数の減少及び医療費の伸び率の鈍化によりまして、一般被保険者分が 6.4%増にとどまり、また退職者分につきましてはマイナス 1.2%となる見込みであります。そのため、保険給付費で 4,797万余円、老人保健拠出金 3,595万余円等を減額をいたしました。 歳入につきましては、以上のような状況から、財政調整交付金 1,858万余円、高額療養費にかかわる共同事業交付金 1,414万余円等を見込んだほか、療養給付費、国庫負担金及び当初予定しておりました基金を取り崩すことなく運営できることとなりました。 次に、議案第28号を申し上げます。昭和63年度中野市授産所事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、本案は、補正総額 144万 8,000円の減額でございまして、補正後の予算総額は 5,161万 7,000円となります。主な内容につきましては、施設授産事務費対象人員の減により分担金収入を減額し、予備費で調整をいたしました。 議案第29号 昭和63年度中野市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算の第2号でございますが、本案につきましては、補正総額 212万円の減額でございます。補正後の予算総額は 1,571万 8,000円となります。主な内容につきましては、住宅改修資金の借入希望額が減額となったことに伴い貸付金等を減額いたし、歳入で国庫補助金、市債を減額いたしました。以上のほか、市債の借入限度額の変更をあわせてお願いするものであります。 続いて議案第30号 昭和63年度中野市倭財産区事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。本案は、補正総額68万 1,000円の減額でございます。補正後の予算総額は、1,243 万 3,000円となります。主な内容は、森林開発公団との分収契約地の造林委託料の単価減によるものであります。 次に、議案第31号 昭和63年度中野市中野財産区事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。本案につきましては、補正総額2万 9,000円の減額でございます。補正後の予算総額は 274万 7,000円となります。主な内容は、区有財産である三好町に所在する建物の老朽化が著しいため、借家人と立ち退き交渉を進めてまいりました結果、そのうち1軒につきまして交渉がまとまりましたので、既決予算の組みかえ等をいたし、所要の経費を計上したものでございます。 以上、特別会計5件を一括してご説明申し上げました。よろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- △36 議案第32号 昭和63年度中野市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第4号) △37 議案第33号 昭和63年度中野市下水道事業特別会計補正予算(第5号) △38 議案第34号 昭和63年度中野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号) △39 議案第35号 昭和63年度中野市水道事業会計補正予算(第5号) ○議長(荻原勉君) 日程36 議案第32号 昭和63年度中野市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第4号)から、日程39 議案第35号 昭和63年度中野市水道事業会計補正予算(第5号)までの、以上議案4件を一括して議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第32号 昭和63年度中野市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。 本案につきましては、補正総額 169万 8,000円の減額でございまして、補正後の予算総額は3億 7,341万 5,000円となります。主な内容につきましては、米飯給食を週1回ふやしたことによる一部組みかえのほか、燃料費、国庫補助対象備品の差金等を減額いたしまして、歳入で一般会計からの繰入金等を減額をした次第であります。 次に、議案第33号 昭和63年度中野市下水道事業特別会計補正予算(第5号)でございますが、本案は、補正総額 561万 3,000円の減額で、補正後の予算総額は10億 5,224万 7,000円となります。 主な内容につきましては、歳入で資本費平準化債 800万円等を追加したほか、冷夏等の影響による下水道使用料、一般会計からの繰入金を減額し、歳出では、終末処理場の汚泥処分につきまして、農家のご希望により一部を地元で農地還元したことによる処分委託料の減額及び一時借入金利子等を減額いたしました。以上のほか、市債の限度額の変更もあわせてお願いするものであります。 次に、議案第34号 昭和63年度中野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第5号)について申し上げます。 本案は、補正総額 120万 6,000円の減額でございまして、補正後の予算総額は2億 5,391万円となります。主な内容につきましては、農村総合モデル事業にかかわる水路改修工事の事業費確定に伴い減額するものであります。以上のほか、市債の借入限度額の変更もあわせてお願いするものであります。 次に、議案第35号 昭和63年度中野市水道事業会計補正予算(第5号)について申し上げます。 本案につきましては、資本的収入及び支出について補正するものでございまして、支出では、拡張事業費等の確定に伴い 1,192万 5,000円を減額し、財源として見込んでおりました企業債を 1,100万円減額いたしました。以上のほか、企業債の借入限度額の変更をあわせてお願いするものであります。 以上、特別会計3件、企業会計1件を一括してご説明申し上げました。よろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- △40 議案第36号 平成元年度中野市一般会計予算 ○議長(荻原勉君) 日程40 議案第36号 平成元年度中野市一般会計予算を議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第36号 平成元年度中野市一般会計予算について申し上げます。 平成元年度の社会経済、財政等の見通し、並びに予算の基本方針の概要につきましては、冒頭のごあいさつの中で申し上げましたとおりでございますので、お含みをいただきたいわけでありますが、世界の恒久平和を願う平成時代の最初の予算を編成にするに当たり、私は、間近に迫った21世紀を展望したとき、確実に到来する高速交通時代、長寿社会、国際化社会等の中で、北信の中核都市としてこの地域に根づいた歴史、伝統、文化や産業をいかに地域の特性を生かして大きく伸ばし育て豊かな市民生活を築いていくかが重要な課題であると認識をいたしておるところでございます。そのため、中野市第2次総合計画の基本理念とする、若者が定着し個性豊かで活力に満ち、香り高い文化と豊かで人間性にあふれた光と緑の交響都市建設を着実かつ強力に推進をし、21世紀にふさわしい新しいふるさとづくり、まちづくりを推進していく所存であります。 ご案内のとおり、平成元年度の予算編成に当たりましては、高齢化社会の到来、サラリーマン等の重税感、不公平税制の問題等のため、シャウプ勧告以来の抜本的な税制改革がなされたところであり、また地方にとって最大の課題でありました国庫補助率の復元問題などもあり、地方財政も影響を受けるわけでございます。が、それらの改正に的確に対応した福祉施策等を講ずるとともに、冒頭申し上げました重点項目を柱として、限られた財源の中で経費の重点的かつ効率的配分に徹し、健全財政を堅持することを基本に編成をいたしたところであります。 それでは、予算案の内容についてご説明申し上げます。 まず、大型継続事業の早期完成についてでありますが、北信の中核都市にふさわしい伸展をなし遂げるため、職住政策の一環として進めております七瀬住宅団地につきましては、土地開発公社による民間資本の活用にあわせ、上下水道等の公共投資により総額約33億円ほどを投じまして、平成3年秋ごろには 338戸分の造成が完了する見込みであります。 また、62年度から計画を進めてまいりました北信地域の中核施設である文化公園事業につきましては、平成2年度までの2カ年継続事業といたしまして、15.9ヘクタールの造成、創造館の建設等に21億 526万余円の巨費を投じて本年度から本格着工することといたしております。 さらに、中野駅南26.6ヘクタールの区画整理事業につきましては、63年度から8年計画で進めておりますが、本年度は、道路築造 1,180メートル、家屋補償等で2億 8,259万余円を計上いたしました。 公共下水道につきましては、本年度で第2期計画は74.2%に達する見込みでありますが、新たに七瀬団地の工事を行うこともあり、繰出金を3億 1,404万円を計上いたし、建設を進めていくことといたしております。 次に、高速交通時代の対応と快適なまちづくりでございますが、まず高速道対応につきましては、1日も早い仮称中野インターまでの開通を図るため県道以南の用地買収契約を目指し、関係地域のご理解を得た受け入れ体制を整える高速道沿線集落集会施設補助金 1,500万円、用地買収に伴う代替地取得資金の利子補給金 223万余円を新規に計上いたしましたほか、インター周辺整備調査事業や関連道路整備事業といたしまして、立ケ花20号線、片塩33号線の完成を図るための事業費や、処理場線等の道路整備事業費1億 5,746万余円を計上いたしました。また、オリンピック関連道路につきましても、本年度から県工事として実施する予算づけがされましたので、県道以北とともに地元受け入れ体制の整備に積極的に対応してまいる所存でございます。 また、よく言われる言葉に、「住んでよいまちづくり」ということは、訪れてもよいまちであるということがあります。中山晋平記念館を訪れる方々も年間数万人にも達し、観光の広域化を初め、オリンピックなどの国際的イベントの開催等により「国際化の中の中野市」というイメージが急速に高まっていくものと予測され、快適で住みよいまちづくりをすることが重要な課題であるといえます。そのため、まず個性豊かな潤いのあるまちづくりといたしまして、歴史をしのぶ高梨館跡公園整備に 7,256万余円、スポーツ広場としての北公園の用地取得に 2,942万余円、児童公園の建設に 4,805万円を計上いたし、市民の憩いの場を整備していこうとしております。 道路の整備につきましては、市街地等の街路整備事業といたしまして、相生町先線の立体交差、駅前線の改良等に1億 7,877万余円を計上いたしましたほか、幹線道路や生活道路等の整備につきましても地域の要望を踏まえて引き続き改良舗装を促進をいたして、住環境の整備を図ってまいることといたしております。 また、住みよいまちづくりに欠かせない防災面の強化でありますが、防火貯水槽の新設、消防ポンプの更新等、消防施設の整備・充実に加え、新たに消防団活性化のための拠点整備事業といたしまして、消防詰所等の建設事業費に 1,500万円を計上いたし、さらに治山治水対策事業といたしましては、準用河川袖川等の改修事業費に1億 262万余円を計上したほか、千曲川、夜間瀬川、その他未改修河川の改修促進に努めてまいる所存でございます。 次に、高齢化社会に対応して健康づくりと福祉の充実でございますが、豊かな長寿社会を築いていくためには、まず生涯を通じた健康づくりが最も重要であると思うわけであります。そのため、引き続き「歩く健康づくりコース」を北部地区に1コース設定するほか、健康フェスティバルを開催し、市民の健康意識の啓発、高揚を図り、各種健康診断や予防接種等の受診率の向上を図っていくことといたしております。 また、健康診査等の充実につきましては、基本健康診査事業等従来の診査事業の内容を充実させるとともに、新たに、大腸がん検診事業、寝たきり老人等結核予防事業、2歳児健康診査事業等を実施するほか、寝たきり老人等の増加に伴う訪問指導の充実のため、訪問委託看護婦を1名増員することにいたしております。 福祉対策につきましては、人口の高齢化に伴い4人に1人が65歳以上という本格的な長寿社会を間近に控えまして、3世代が生き生きと生活できる住みよいまちづくりが重要な課題だと思うのであります。そのため、高齢者の在宅福祉の充実を図っていく必要がありますので、在宅寝たきり老人や家庭介護者等の福祉向上を目的としたデイサービスセンターを老人ホーム高社寮に併設して建設することといたしました。 また、ひとり暮らし老人や障害者等、社会的、経済的に弱い立場にある方々のきめ細かな配慮を行うため、ひとり暮らし老人通院費助成事業、福祉のボランティアまちづくり、家庭介護者マッサージ費助成事業など6項目の新規事業を導入するとともに、保健事業や福祉事業を解説した「しあわせ便覧」を新たに発行し、より一層市民の皆さんの制度利用の便宜を図ってまいたいりたいと存じております。 次に、教育、文化、スポーツの振興、青少年の健全育成についてでございますが、まず学校教育関係につきましては、国際化時代にふさわしい人材育成のため、中学校に外国人英語講師を招へいいたしまして、次代を担う中学生に生の英語に接する機会を与え、さらには地域の方々にも外国文化についての理解を深めていただく機会を設けたいと思っております。 また、55年度から9年間にわたって実施してまいりました小学校8校の整備計画は、総額65億 7,800万円の巨費を投じまして63年度で完了したわけでございますが、この計画に入っていなかった長丘小学校の教育環境の向上を図るため、4,200 万円の事業費で水洗トイレ化を行うなどのほか、中学校の環境整備、教育備品の充実等を図ってまいることといたしております。 社会教育の分野につきましては、市民の文化、スポーツ等に対する関心の高まりを踏まえ、地域の文化活動の拠点施設である地区公民館建設のための実施設計費や市立図書館建設調査を新規に計上したほか、市民会館ホールの音響設備の全面改修を行うとともに、生涯スポーツ、競技スポーツの振興のため、60年度から継続事業として実施している市営野球場の改善工事や市民プールの全面塗装など、体育施設の整備費に 6,451万円を計上いたしております。 また、香り高い地域文化の振興を図るため、中山晋平先生の偉業を後世に伝え残していくための中山晋平まつり、記念音楽賞を行うほか、芸術文化の振興、埋蔵文化財の調査等を行うことといたしております。 青少年健全育成につきましては、国際化社会の中でたくましく活動できる個性豊かな青少年を育成するため、市が行う事業の拡充にあわせ、団体が行う事業の育成、強化を図っていくための助成を拡大していくこととしております。 次に、産業の振興について申し上げます。 まず農業振興でありますが、農業の生産性向上のため、農道、用水路改修等に3億 7,600万円を投じ、農業生産基盤の整備を図ってまいるとともに、特に農産物の自由化に対応して農業経営の安定化を図っていく必要がありますので、農道空港調査、消費拡大など、当市の基幹作物である菌茸類やアスパラ、果樹等の振興策を講じていくこととしております。 次に、商工業の振興につきましては、厳しい経済環境の変化に柔軟に対応し、健全な発展が望まれるところであり、もって活力に満ちた地域経済が構築されていかなければならないと考えております。そのため、企業の金融対策事業に2億 6,073万余円、中心商店街近代化樹立事業に 200万円、商店街環境整備事業補助金 250万円等を計上いたしたほか、土びな郷土玩具展等の観光イベントを開催するとともに、東山公園、浜津ケ池公園の整備、広域観光の推進を図っていくことといたしております。 また広域行政の推進でございますが、この4月に北信合同庁舎並びに消防署の豊田分署がそれぞれ発足をいたしますことから、これを契機により一層近隣市町村との連携強化に努めてまいる所存であります。 壁田笠倉橋の建設促進につきましても、取りつけ道路新設のため用地買収補償に 3,000万円を計上し、早期実現に向けて働きかけていく所存であります。 最後に、税制改革に伴う低所得者等の福祉対策についてでございますが、国の施策で行われる助成措置に加え、中野市独自の施策といたしましては、寝たきり老人家庭介護者慰労金の引き上げ等7項目にわたる福祉向上策に配慮をしていまいりたいと存じます。 なお、ご案内のふるさと創生事業1億円につきましては、63年度補正措置の 2,000万円同様、本年度分の 8,000万円につきましても、当面の措置として積立金に計上いたしております。 以上、予算の重点的事業等の概要を申し上げましたが、予算規模は 121億 9,500万円であり、前年度に比べて11億 6,900万円、率にして10.6%の増となり、地方財政計画の 8.6%増より 2.0ポイント高い伸びとなりました。この伸び率は、昭和60年度に前年度の骨格予算関連から高率となったことを除けば、昭和56年度の14.6%以来の高い伸び率であります。 次に、これらの財源となる歳入について申し上げます。 まず主要財源である市税でありますが、税制改革に伴う電気・ガス税の廃止、住民税の減税等による減収分が2億 300万円程度となることから、前年度に比べ 1.8%増の35億 6,810万円を見込んでおります。このうち、個人市民税では前年比 5.3%増を見込み、法人市民税は景気の拡大から前年比 8.1%増、さらに固定資産税につきましては、家屋の新増築を勘案し 6.6%の増を見込んでおります。なお、電気・ガス税の廃止及びたばこ消費税の改正に伴う前年度消費分として納付される額につきましては、旧法による税としてそれぞれ計上いたしております。 次に、地方交付税につきましては、国の交付額が大幅に伸びたことから、ふるさと創生事業に係る 8,000万円を含め15.2%、額にして3億 2,800万円の増を見込んでおります。地方譲与税につきましては、前年度に比べ 2.2倍の2億 6,800万円を見込んでおりますが、地方財源対策として消費税の5分の1が交付される消費譲与税1億 4,200万円を新規に計上したことによるものでございます。 これら一般財源のほか特定財源といたしましては、まず分担金及び負担金でありますが、保育所費負担金2億 3,661万余円、農政関係地元負担金1億 1,040万余円等が主なものでありますが、北部幹線農道負担金の減等により、前年比10.1%の減となっております。 国庫支出金につきましては、補助率一律削減の措置が63年度で期限切れとなることから、地方6団体を挙げて完全復元を要請してまいったところでありますが、生活保護費負担金等の一部が10分の 7.5に復元されたものの、児童措置費等の経常費につきましては、国のたばこ税を地方に配分することで現状の補助率が恒久化され、また投資部門はさらに2カ年継続されることになったわけであります。こうした状況に加え、小学校建設の完了、中部圏に係るかさ上げ分の減等により、前年度に比べ 7.3%減となりました。 また、県支出金につきましては、文化公園建設に係る補助金3億円を見込んだこと等により、前年度に比べ3億 3,981万余円、率にいたしまして74.8%増を見込んでおります。 市債につきましても、文化公園等の地域総合整備事業債が7億 290万円の増により、前年度に比べて 2.2倍の11億円台の借り入れを見込んでおります。 諸収入につきましては、七瀬住宅団地、工業団地造成等、土地開発公社の円滑な事業推進のため貸し付けを行っておりますが、その元利収入が前年度に比べ2億 3,637万余円減額いたしております。 以上、歳入歳出予算の概要を申し上げましたが、財政関係の指標及び性質別経費等の状況について若干申し上げますと、まず歳入構造について見ますと、予算全体に占める市税の構成割合は、税制改革等によりまして前年度に比べ 2.5ポイント減の29.3%となります。地方交付税は、交付額の増により20.4%と、前年度に比べ 0.8ポイント上昇したほか、文化公園事業等の特定財源収入を見込んだ県支出金は 4.1%から 6.5%に、市債は 4.8%から 9.7%にそれぞれ上昇しております。また、歳入構造全般を通じて見ると、自主財源比率は、税制改革により市税が 1.8%増しか見込めない半面、交付税、譲与税、市債等の依存財源が大幅に増加したことによりまして、前年度に比べ 7.9ポイント減の53.8%となりましたが、予算に占める一般財源の前年度対比は 9.3%、額にして5億 4,700万円ほど増加しております。 次に、性質別経費の状況でありますが、消費的経費につきましては、厳しい財政状況の中で、既存経費を極力圧縮をし、縮減をし、新たな財政需要に振り向けることといたしまして、義務的経費である人件費 8,962万余円、特養老人ホーム建設負担金 4,998万余円、北衛分担金2,093万余円等の増加を含め、全体で前年度に比べ 5.3%増に抑えております。 建設事業等の投資的経費につきましては、小学校建設の完了等により、補助事業費が4億4,725 万余円減少したものの、文化公園等の単独事業を約2倍の26億 7,638万余円を計上したことにより、前年度に比べて30.9%、額にして8億 6,455万余円増の36億 6,563万余円となり、構成比も30.1%で 4.7ポイント上昇しております。 また、過去に借り入れた起債償還金等の公債費につきましては、前年度に比べて 3,703万余円、率にして 5.3%増加し、年々累積傾向にありますので、地域総合整備事業債等、国の財源補てんのある有利な起債の活用に配慮してまいる所存であります。なお、平成元年度末の公債費比率は10.3%程度になるものと見込まれ、他市と比較してなお低位にはありますが、この点につきましても今後一層留意してまいりたいと存じております。 以上、予算の対応を申し上げましたが、主な事業につきましては、お手元へ主要施策概要説明書を申し上げてございますので、参考に願いたいと存じます。また、各費目につきましてはそれぞれ担当部長から補足させますので、よろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(荻原勉君) ここで昼食のため午後1時まで休憩いたします。(休憩)(午後0時03分)---------------------------------------(再開)(午後1時07分) ○議長(荻原勉君) 休憩前に引き続いて会議を再開いたします。--------------------------------------- ○議長(荻原勉君) 平成元年度中野市一般会計予算について、各担当部長等から補足説明を願います。 初めに総務部長。      (総務部長 土屋幸雄君登壇) ◎総務部長(土屋幸雄君) それでは、一般会計について補足して説明をさせていただきます。 まず、所管事務のほかに、議会事務局、収入役室、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、監査委員の所管事項につきましても補足して申し上げますことをご理解いただいて、お願いを申し上げます。 まず1ページをごらんいただきたいと思います。 第1条でありますが、歳入歳出予算の総額の定めでありますことをご理解いただきたいわけであります。 それから継続費、第2条でありますが、継続費の内容は11ページにございますのでごらんいただきたいわけであります。内容的には、文化公園事業を平成2年までの2カ年継続事業で行いたいという内容のものであります。 次に、第3条でありますが、債務負担行為の規定でありまして、平成元年度(本年度)以降の予算を拘束いたします義務負担の限度額を定めておるものでございまして、12ページにございますのでごらんいただきたいわけであります。12ページでごらんいただきますように、本年度分は7件で1億 6,100万ほどの金額になっております。元年度末には8億 8,000万ほどの金額がその内容であります。前年対比で見てまいりますと、3,900 万、4.7 %の増となっております。 次に、地方債、第4条でありますが、地方債につきましては13ページにございますのでごらんいただきたいと思います。元年度の起債は11億 7,918万 4,000円でございます。償還の額を2億 8,560万としておりますので、年度末には80億 3,271万 7,000円というふうに見込んでおります。 次に2ページへまいります。 一時借入金でありますが、第5条につきましては、前年度と同額の20億円を限度とするところであります。 それから歳出予算の流用でありますが、第6条でありますが、これも予算流用の弾力化のための設けられた制度でございまして、しかし節度ある予算執行をするということで、給与だけ限ってやってまいりたいという内容でございます。 次に19ページをごらんいただきたいと思います。 まず市税の関係でありますが、市長からご説明申し上げておりますような状況でありますことをまずご理解いただきたいわけであります。 それから、1.8 %の伸びでありますが、県下の各市の状況を若干触れさせていただきます。中野市と同じように1%程度の伸びのところが岡谷市、それから飯田市、伊那市、それから塩尻市等がございますし、それから前年度減になっているところが、飯山市が 3.3%、大町が1.1 %と、こんな状況のところもありますことをご理解をいただいてごらんいただきたいと思います。 まず市民税の関係でありますが、個人の関係でありますが、所得の伸びを5%程度ということで見込んで計上をいたしております。 次に法人の関係でありますが、30社、 3.5%ほどの事業所の増加ということで、 879事業所を基準にいたしております。法人税割では 9.4%増ということで計上をいたしております。 次に20ページであります。 固定資産税の関係でありますが、まず現年度分の税額の伸びを6.57%程度見込んでおります。地代が 8.5%ありまして、若干それを下回った内容であります。 次に軽自動車税でありますが、軽自動車の内容につきまして若干変わってきてまいりましたが、その変わった内容につきましてそれぞれやっております。台数の関係でありますが、バイクが年々減少いたしまして、軽自動車の四輪の貨物が年々増加するというような傾向にあります。そんなことを踏まえまして、台数で 2.6%程度の増を見込みまして計上をいたしております。 次に21ページへまいります。 市たばこ税でありますが、ご案内のとおり従来のたばこ消費税が変わった内容であります。1億 5,200万というふうに計上をいたしております。従来の従価割、従量割が従量割だけになりまして、こんな金額になっております。 それから、その下の方には、一番下に市たばこ税旧法による税がありますが、それを加えますと、前年比でいきますとより若干ふえるという内容であります。そんな状況になっていますことをご理解いただきたいと思います。前年比では 4.8%程度の両方を加えるとふえる、こんな状況になっております。 特別土地保有税につきましては、決算見込み程度の計上であります。 都市計画税につきましては、全体で6.76%アップということで計上をいたしております。 それから、「旧法による税」とありますが、先ほど市長からご説明申し上げましたように、市たばこ消費税、それから電気税、ガス税、それぞれ3月までに調定いたしましたものを4月以降で収納する分を計上いたしております。市たばこ消費税につきましては、1カ月分を翌月納付になりますのでそんなふうに計上しております。22ページにまいりまして電気税、ガス税につきましては、2カ月おくれでやっておりますので、2カ月分をここで旧法による税として計上をいたしております。 次に、2款の地方譲与税でありますが、市長から申し上げましたように、財政対策としての消費譲与税が1億 4,200万加わったことに伴いまして増になっている内容であります。 次に、3款の利子割交付金でありますが、前年と同額を見込んでおります。 その下の自動車取得税交付金の関係でありますが、自動車の売り上げは割合好調だというような傾向を見まして、ここに掲げてございますように 9.1%程度の増を見た計上をいたしております。 次は24ページにまいりまして地方交付税でありますが、地方交付税につきましては、市長から先ほど申し上げたとおりであります。ご案内のとおり、交付税の原資が、従来の3税から、消費税の5分の4の24%と国のたばこ税の25%が加わりまして、国税5税が今度交付税の対象税目というふうになりましたことを既にご理解いただいているところでありますが、そんな内容になっております。 次に、6款の交通安全対策特別交付金でありますが、前年同額の計上であります。 次に、25ページにまいりまして、7款の分担金、負担金であります。これは先ほど市長から申し上げましたようなことで減額になっておる内容であります。 次に、27ページにまいりまして、8款の使用料、手数料であります。1.8 %程度の増の計上をいたしておりますことをご理解いただいてございます。 それから30ページにまいります。 9款の国庫支出金でありますが、これも市長から申し上げておりますように、 7.3%ほどの減の計上であります。これも先ほど理由を申し上げておりますので、次に進ませていただきます。 次に、34ページの10款の県支出金でありますが、ごらんいただきますように7億 9,400万、3億 3,900万ほど、74.8%になっております。これは先ほど市長から申し上げましたように、文化公園の関係の10億円の県からの補助金を、元年度で3億、それから2年度で7億という事業費でいただくと、こんなふうにしました内容がふえた内容であります。 次に、42ページの11款、財産収入へまいります。89%の増になっております。約倍近い金額であります。この関係につきましては、ごらんいただきますような状況であります。これも市長から説明を申し上げてありますので、ご理解いただきたいところであります。 43ページ、12款の寄付金の関係でありますが、2.3 %ほどの増の内容であります。この内容につきましても、一番下に消防費の寄付金がありますが、この関係につきましては、先ほど市長から申し上げました消防の活性化事業等に伴います地元負担金を計上いたしているものであります。 次に44ページへまいりまして13款の繰入金であります。前年度1億円の取り崩しをいたしましたが、本年度ございませんので、その分が減額になっている内容であります。 14款の繰越金でありますが、前年同額であります。 次のページにまいりまして、15款の諸収入でありますが、前年比でいきますと2億 1,800万の減になっております。これも先ほど市長からご説明申し上げた内容、そのとおりであります。 次に、49ページ、市債へまいります。市債につきましても、市長からご説明申し上げましたように、約2倍の金額で事業を実施していくという内容のものがこの内容でありますことをご理解いただきたいところであります。 次、50ページへまいります。 今申し上げましたように、全体の予算規模、市長から申し上げましたように12億 1,900万でございまして、63年度の3月補正をここでお願いしておりますが、その累計が 115億 6,538万8,000 円でございますので、それに比較いたしまして6億ほどの金額が伸びております。ですから、63年度の3月補正、現在までの3月補正をお願いしております金額よりも6億円、 5.4%増というのが元年度予算の規模であります。地財の計画を見てまいりますと 8.6%ありますが、先ほど市長が申し上げましたように2ポイントほどの増という内容であります。 それから一般財源の関係につきましては、市長から先ほど申し上げたとおりであります。 それから自主財源の関係でありますが、64年度以降を見てまいりますと、ご案内のとおり毎年自主財源の比率が高まってまいっております。60年度が、決算では50.9というのが自主財源内容であります。これから比べますと、先ほど市長から申し上げましたように53.8というのが自主財源でありますので、 2.5ポイントほど上回っているということがそれぞれごらんいただけるというふうに思っております。これが自主財源の改良の成果が数字であらわれているというふうにご理解いただきたいことであります。 それから、財政力指数でありますが、53.7というふうに推計をいたしております。前年が53.3で、 0.4ポイントほど改善ができると、こんなふうに推計をいたしております。 それから県下17市の予算規模でありますが、これは毎年こんなことを申し上げているわけでありますが、ことしの予算規模でいきますと、前年は11位でありましたが、ことしは10位という内容であります。旧6市に次ぎまして、その次が伊那市、塩尻市、茅野市、中野市と、こんな順序の予算規模であります。その後は佐久市、須坂市というふうに続いてまいります。 それから、伸びの内容でありますが、伸びの最高が、前年度骨格予算で編成をいたしました松本市が20.9%ということで一番大きい伸びになっておりますが、それに次いで2位の伸びを示しております。2桁台の伸びは、松本と中野と伊那で、伊那が10.1であります。そんなことで2桁台の伸びは3市のみであります。お隣の状況を見てまいりますと、須坂 7.8、飯山が、きょうは新聞に出ておりましたが 4.1というような状況でありますことをご理解いただき、またごらんいただきたいと思います。 次に、51ページ、議会費をごらんいただきたいと思います。議会費は1億 6,500万ほどの金額になっておりまして、全体では8%ほどの伸びになっております。具体的な内容を若干説明させていただきますが、議会費の内容はほとんど人件費、90%は人件費であります。その中で、ご案内のように、昨年度の当初予算は、昨年度は6月に給与改定をいたしておりますので、報酬等の改定につきましては2年分の額がここへ計上されております。ですから、前年度予算で比較していただいても大変大きな伸びになっております。人件費だけで見てまいりますと10%ほどの伸びになります。そんなことを踏まえてご理解いただいてごらんいただきたいと思います。それから旅費の関係でありますが、隔年実施をいたしておりました特別委員会の関係と、それから議会運営委員会の旅費等をここで計上させていただいております。さらに議員控室等の備品等の更新につきましても計上させていただいております。これが議会費の内容であります。 次に、55ページをごらんいただきたいと思います。 総務費でありますが、3億 100万ほどの増の金額で、全体でそんなことであります。総務管理費、一般管理費を見ていただきますと、一般管理費では 1,900万の増になっていますが、これはほとんど人件費の増であります。 次に、57ページをごらんいただきたいと思います。 57ページの右の方の上から2番目に区長の事務委託料とございますが、 1,400万ほどございますが、本年度の区長の事務委託料につきましては、それぞれ 2.5から 2.9%程度の改善をさせていただくということで計上いたしておりますので、そんなふうにごらんいただきたいわけであります。 次に、59ページをごらんいただきたいと思います。 一般諸費の関係で 222万 9,000円という金額の増になっておりますが、説明欄を見ていただきますと、上から4行目ですか、補助費で戦争資料借用謝礼というふうに書いてあります。そういう格好で、非核平和都市関係の事業もことしも積極的に実施してまいりたいということで、この中で 217万ほどの金額を計上いたしております。具体的には、被爆地へ児童、生徒を代表参加していただきたいとか、それから非核の安全塔の設置だとか、こんなことも本年具体的に計画をいたしておるところであります。 次に、62ページをごらんいただきたいと思います。 財産管理費で 1,380万ほどの増になっておりますが、この中に、この議場の換気だとか照明が必ずしも適切ではないという部分のご指摘をいただいておりますので、本年度はそういうものを改善してまいりたいと、こんなふうに考えております。 次に、85ページをごらんいただきたいと思います。 選挙の常時啓発費がございます。その下に参議院選挙が載っております。ご案内のとおり7月9日に任期満了の参議院選挙がここで行われるということであります。従来の投票率等を十分参酌しながら、特に選挙の常時啓発等で投票率の状況等も踏まえながら適正な選挙執行とあわせて住民への啓発活動をしていきたいということで、特に留意した予算編成をしたところであります。従来の投票率で見てまいりますと、前回61年7月6日の投票では79.3%というのが中野市の投票率であります。県平均では 80.96でありますので、県平均を下回っておりますので、できるだけそういうことのないような選挙活動をしてまいるということで計上したものであります。 次に、飛びまして恐縮ですが、 263ページをごらんいただきます。 公債費の関係でありますが、先ほど市長からご説明申し上げたように、公債費では 5.2%程度の内容のものをそれぞれお願いを申し上げております。 それから公債費の関係で見てまいりますと、一般会計で起債の償還の関係でありますが、元年度末には一般会計では71億 5,600万というような金額を一応推計いたしております。それから起債の最もふえる時期でありますが、平成3年度が一番今の借り入れしたものを返還していく、それは平成3年度が一番ふえるということで、そのときの値が、8億 5,100万くらいの金額が、元利でそんな金額になります。8億円台が3年、4年、5年と、こんなふうな状況で、現在の借入額を償還していきますとそんな状況になると。 それから起債の公債費比率でありますが、一番のピークになりますのが平成6年13.1%、7年も13.1%というふうに推計いたしておりますが、大体13%程度のところで今の借り入れ状況でまいりますと落ち着いていくと、こんなふうな起債の管理をしてまいりたいという状況でとらえております。 次に、 264ページへまいります。 予備費でありますが、ごらんのとおりであります。 それから主要施策の概要説明でありますが、市長がお手元に申し上げております1ページから7ページまでに、今申し上げましたようなことも踏まえて記録してございますので、ごらんをお願いしたいと思います。 以上であります。 ○議長(荻原勉君) 次に、企画部長。      (企画部長 市川治忠君登壇) ◎企画部長(市川治忠君) 補足させていただきます。 66ページをお願いいたします。 66ページ一番下の欄に9の秘書広報費がございますが、前年比9%の増でございます。これは、本年度市制35周年になりますので、市勢要覧、これは3年に一遍ずつやっておりますが、ちょうどその年に当たりますので市勢要覧を発行したいというものが主なものでございます。 主要施策は2ページにございます。 次に、68ページをお願いいたします。 一番下に10の企画費がございますが、対前年比で88%増になっております。この主なものは、北信合同庁舎の分担金が、本年、それから平成2年度に分けて出てまいりますので、それを計上いたしてございます。 節の中で69ページの下から3行目に、13の委託料で地域振興計画調査委託料がございますが、これは温泉等の調査の3年目ということで計上いたしました。 次のページをお願いいたします。 70ページで右側の説明欄で、上から2行目に北信地域行政事務組合経費経常費分担金がございますが、この中に、通常の北信行政事務組合の負担金と、さらに北信合同庁舎に伴う負担金1,375 万円が計上をしてございます。 なお、この説明欄の一番下に地方バス路線運行維持対策補助金で 382万円が計上されていますが、これは、菅・角間線、永田線、間山線の3路線に対する補助でございます。 次に、11のふるさと創生費につきましては、新年度 8,000万円の計上をいたしてございます。これは市長から提案説明をしておりますとおりでございます。 次の12の姉妹都市交流費で、これは約 100%増になっておりますが、本年度、仙台市が市制100 年ということで、その記念事業に参加する費用として約 100万円計上してございます。式典の参列費、あるいは緑化フェア、あるいは女子駅伝等のイベントへの参加費でございます。 次の一番下の13、高速交通対策費でございますが、これは 124%の増でございます。本年度から、県道以南の設計協議に伴いまして市の予算対応を始めるために予算を計上してございます。主要施策は4ページに説明をしてございます。 次のページで、72ページでございますが、この負担金のところに補助金といたしまして集会施設等の補助金を計上してございます。73ページの一番上でございます。それから高速道の代替農地の宅地取得資金の利子補給も計上をしてございます。 次に、87ページをお願いいたします。 87ページは統計調査費でございます。約、対前年比で52%の増ですが、平成2年度に国勢調査が行われますので、その準備費、及び平成元年度で農林業センサスが行われますので、その調査費等を計上したための増でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(荻原勉君) 次に、民生部長、福祉事務所長。      (民生部長 永沢瑞生君登壇) ◎民生部長(永沢瑞生君) 民生部の所管と福祉事務所の所管を通して補足を申し上げます。 初めに73ページでありますが、会館管理費からであります。 通常の管理のほかに、75ページの下の方に工事請負費でありますが、市長からもご説明を申し上げましたが、ホールの音響設備の改修工事を2年継続事業でやる初年度として計画をしたわけであります。そのほか、市民会館付属棟の照明の改良工事、そういったものを計画をしているわけであります。その下の備品につきましては、ホール等のマイクロホンの更新をいたしたいという内容であります。 次は76ページでありますが、消費者行政につきましては特に申し上げることはありませんが、2年に1遍ずつ開いております消費生活展を実施するということで、補助金の欄で55万円計上してあります。 次の交通安全対策でありますが、13節の委託料は、交通安全協会に事業委託をしまして、交通安全教育は、パトロール、児童の自転車検定、街頭指導、それからカーブミラー、これは50基を予定しておりますが、設置するための補助であります。工事請負費は、警告灯、ロボット人形、そういったものを考えております。19節の負担金補助金は、幼・保・小・中の児童・生徒 7,200人分の交通災害共済の加入者負担金であります。 その次は82ページ以下になりますが、住民基本台帳費であります。主なものは、住民基本台帳のオンライン化にかかわる経費 1,112万ほどであります。そのほか、事務的な経費でありますけれども、14節の使用料のところで、来庁者用複写機使用料でありますが、公図などの写しを必要とされる方が来られますが、この場合に複写機、コピーの機械で複写ができるようにしたいと、来庁者の利便を図りたいということが内容であります。備品購入の方は、印鑑登録の証明の認証機の更新であります。 次は91ページの民生費でありますが、民生費は、前年予算と比べまして 10.76%の増になっております。 社会福祉総務費につきましては、市長の説明の中にありましたが、保健と福祉のガイドブック「しあわせ便覧」、こういったものの発行、それから中野市社会福祉協議会が指定される予定のボラントピア事業に対する市の補助、それから新たに授産所事業会計へ繰出金を計上しているわけであります。 93ページの身体障害者福祉費でありますが、大きいものは94ページの下の方の扶助費になりますけれども、扶助費は、現在、措置をしております実人員によって計上してあります。施設事務費などにつきましても国庫負担対象外になる方々が最近ふえてきておるわけでありますけれども、措置を必要とするようなケースにつきましては、今後とも実情を十分配慮をして実施してまいるつもりであります。それから新たに障害者ふれあいセンター、これは仮称でありますが、調査費を計上しました。継続事業としては、身障者の家庭奉仕員、相談員の設置費、それから住宅整備、交通災害共済の掛金、日常生活用具の給付、大きいものでは施設の入所措置であります。こういったものを計上してあります。 次の95ページの精神薄弱者福祉費でありますが、これは、19節のところで債務負担になっております永峰学園の建設費の借り入れの償還金のほかに、新たに同学園の排水浄化槽の改修工事の補助金を計上いたしました。そのほかとしましては、措置をしております実人員に基づいての入所措置費を計上しました。 次の96ページの在宅障害者福祉でありますが、これも一番下の欄の扶助費でありますが、福祉手当の経過措置分、それから障害児の手当が制度上失権していく者がありますので、これは減となってきております。本年は 106人分を計上しております。それから、在宅障害者の介護慰労金は64人分であります。 次の老人福祉でありますが、ここは大幅な伸びであります。 まずデイサービスセンターを建設したいということ。それから、千曲荘に併設予定の特別養護老人ホームの建設分担金があります。それから家庭介護者マッサージ費助成とか、ひとり暮らし老人の通院費の助成、そういったような新規事業が入っております。 それから、97ページの一番下の需用費でありますが、これは食糧費の関係が若干多いわけですけれども、金婚式の賄い費とか、デイサービスセンターの起工式、竣工式関係の賄い、そういったものが主なものであります。 それから修繕料は、帯ノ瀬ハイツの多目的ホールの畳の表がえの費用であります。 賄い材料は、ひとり暮らし老人と保育園児との交流事業の賄い、それから老人の料理教室、そういった材料費であります。 次の委託料は、家庭奉仕員3名分、それから入浴サービスの人件費3人分、それから高社寮の浴槽使用料、デイサービスセンターの設計料、そういったようなものを計上してあります。デイサービスセンターは鉄骨の平屋建てでありまして、今のところ 400平方メートル程度で考えているわけであります。ここでは、和室、休養室、訓練室、一般浴室、特殊浴室、そういうようなものを設けまして、特に寝たきり老人の入浴についてはこれまで以上に回数がふえるようにしたいというふうに考えております。明後年度、平成2年度で購入予定の送迎用リフトバスによって送迎をするという計画であります。 備品購入でありますが、デイサービスセンターの備品の中の主なものは、特殊浴槽、それからストレッチャー、洗い台、そのほかの初度調弁等であります。 老人ホームの建設費の分担金でありますけれども、これは千曲荘に併設する特養であります。鉄筋コンクリートづくりで定員60人、短期保護6人の規模で建設をする負担であります。 それから、扶助費の関係につきましては、現在措置してあります実人員でよって計上しております。短期保護については延べで 875日分、それから新たに中期保護、これは2カ月までの保護でありますが、それを 270日分計上しました。 家庭介護者リフレッシュ事業というのがありますが、これは、在宅の寝たきり老人を老人ホームに一時入所してもらって介護者が休息をするというものと、それが 100日ほどでありますが、在宅のままにおられてヘルパーを派遣することによって介護者が休息するというようなもの、これは60日分計上いたしました。 次は 101ページの厚生医療費でありますが、次のページの扶助費ですけれども、対象人員は1,980 人分を見込んでおります。 その次は国民年金でありますが、国民年金につきましては、事務的な経費だけであります。国民年金の内容は、拠出制の被保険者が現在 8,400人であります。受給者が 5,743人、福祉年金の受給者が 904人、合わせまして、受給者が受給をしております年金の額は、年間で21億9,100 万円であります。 28節の繰出金は、印紙購買基金の運用利子を購買基金に上乗せをするという内容であります。 同和対策費でありますが、同和対策費は、主なものは、同和問題の早期解決を図るために関係者を中心にして組織をしております部落解放同盟中野市協議会の啓発、学習、訓練、そういったような事業に要する経費への補助金として 497万 8,000円であります。それから、同じく中高地区協議会への補助金 322万円が主なものであります。また、同和地区内の給水不良を解消するために給水施設の工事を行うということで、 226万円ほどを計上いたしました。 次の隣保館費ですが、これは啓発用のパンフの印刷代、映画フィルムの購入費、そのほかは経常的な維持費でありますが、 106ページの一番下の工事請負費であります。現在、利用が非常によくありまして狭隘になっておりますので一部増築をするということ、それから利用者の快適性を高めるということで冷房機を設置したいというようなことで計画をしているわけであります。現在、62年度の隣保館の利用は 208回で 3,400人、63年の暮れまででありますと 168回で 2,800人ほどが利用しております。 次は児童福祉総務費でありますが、職員の給与費のほかは児童センターの経費が主なものでありますが、新たに 108ページの賃金のところにも書いてありますが、母と子の遊びの広場、これは去年から続けている仕事でありますけれども、本年からは実質的に障害児と母の通園事業、いわゆる母子通園事業という形で拡充をしたいということであります。週3日ということで実施をしてまいりたいと思っているわけであります。 それから次の児童措置費でありますけれども、これにつきましては、人件費が多いわけでありますけれども、110 ページの賃金のところでありますが、臨時保母、調理員、長期・短期あわせて延べ 4,651日分を計上いたしました。それから長時間保育については、希望調査をした上で実際には行うわけでありますが、この予算では2カ所分を計画をしております。 次の需用費の関係でありますが、これは燃料費の単価が減ってきております。一方で修繕料等の増額ということを考えておりまして、そのほかでは保育材料、賄い材料などにつきましては、現行の単価、現行の人員で見込んであるわけであります。  112ページの一番上の委託料ですが、私立保育園の委託につきましては、63年実績の64人分、それから木島平への委託について3人分を現行単価、現行人員で計上してあります。 それから家庭児童相談事業、その次の母子福祉費につきましては、特に補足をいたすものはございません。 その次の 114ページ下段の児童手当費でありますが、本年度は 1,431人、延べで1万 7,172人分を計上いたしました。  115、 116ページの生活保護費につきましては、総務費では特に申し上げることはありませんが、扶助費につきましては現行の実人員で計上いたしましたけれども、これも精神障害者福祉費と同様に必要と認めるケースにつきましては今後とも実情に十分配慮をして実施してまいりたいというふうに考えております。ちなみに生活扶助世帯は現在60世帯、医療短期が11世帯、そのほかにつきましては併給の世帯であります。 その次の 118ページの衛生費でありますが、衛生費全般では 7.1%ほどの増になっております。 初めに保健衛生総務費ですが、これは在宅当番医等の委託料、それから病院群輪番制、休日診療所、それから北信総合病院の病棟増築、老人保健医療会計への繰り出し、国保事業安定化への繰り出し、そういったものが内容でありまして、特段申し上げることはありません。 次の 120ページの健康づくりでありますが、これまでと同様な事業を計画をしているわけであります。内容的に、例えばフェスティバルの講師謝礼などで単価的にふえている部分があるだけでありまして、工事請負費は、延徳、平岡、倭の中で1カ所、本年は「歩く健康づくりコース」を設定したいというふうに考えております。 次の予防費でありますが、ここは全般的に申し上げた方がよろしいかと思いますが、法定伝染病7項目、これは従来と変わりありません。それから結核予防につきましても、従来と同様な考え方であります。そのほかでは、市民総合健康検診、胃がん検診、先天性代謝異常、それから婦人の健康診査、そのほかに市長からもご説明申しましたが、寝たきり老人の結核検診、大腸がん検診、そういったものを計上しております。 それから、次の 123ページの老人保健でありますが、これも基本健康診査事業で新たに善玉コレステロール、中性脂肪、尿酸を検査項目に加えて充実をしてまいる計画であります。 それから子宮体がん、子宮頚がん検診。特に体がんは新規に加えてまいりたいと思います。あとは胃がん検診、肺がん検診、乳がん、40歳ヘルシー検診、胃検診、こういったものは従来と同様の考え方で進めてまいりたいと思っております。 機能訓練につきましては、従来行っておりました理学療法のほかに作業療法を加えまして、健康センターと北部公民館の2会場で実施をしてまいる予定であります。 訪問指導につきましても、市長から説明いたしましたとおり、訪問看護婦を1人ふやして件数を2倍にしてまいりたいと思っております。そのほか新規に歯科衛生士を、委託でありますが設置をしてまいる。このことによって、特に乳児、2歳児検診から始まる歯の健康について推進していまいりたいと思っております。 それから、次の保健指導費でありますが、これは主なものは保健婦の人件費でありますけれども、そのほかでは、今申し上げました2歳児検診を加えていきます。その結果、3カ月、7カ月、1歳半、2歳、3歳と都合5回で検診を実施するというふうにしたいと思っているわけであります。 そのほか、新たに精神障害者の社会復帰訓練事業を加えまして、これは委託でありますが、実施してまいりたいというわけでございます。 次は 128ページの健康センターでありますが、ここにつきましては特にありません。 その下の環境衛生費ですが、これは公衆トイレの関係の経費、それから衛生自治会に対する事業委託、雑排水汚泥の処理の費用、それから新規に同和対策事業として行う墓地整備などが主なものであります。 次の 130ページの公害対策では、新規に公害測定車、それから低周波関係の測定機器の購入をしたいわけであります。そのほか小型合併処理浄化槽の補助を本年は8基にふやしてまいりたいというふうに考えているわけであります。 次の水道費でありますが、これは北部幹水の起債の償還金の元利金、それから第6次拡張計画、58年度の元利金、それから59年以降の利子、こういったものについて助成をしてまいるという考えであります。 次の清掃総務費ですが、これは北信保健衛生施設組合に対する分担金が一番多いものであります。これは約 2,100万円ほど前年より多いわけでありますが、多くなった理由は、払底をしておりますけれども埋立地の造成、それから豊田衛生センターの関連事業、これは道路でありますが、に対する費用、それから衛生センターの点検補修費、それから搬入道路の起債の償還が元金が加わってまいりましたために、そういったようなことで 5,400万円ほど全体としてふえております。それらの中野市の分担がふえているわけであります。 それから次のじん芥処理でありますが、これは委託収集車が5台、それから直営のものが1台、それらの収集に要する費用であります。新規に粗大ごみの処分手数料について無料化をするということで計上してあります。それから収集車を1台更新するというのが内容であります。 以上です。 ○議長(荻原勉君) 次に、経済部長。      (経済部長 小林治己君登壇) ◎経済部長(小林治己君) 補足をいたします。経済部関係でございますけれども、 135ページをごらんいただきたいと思います。 労働費の関係でありますけれども、昨年よりも 2.9%の増でございます。主要施策につきましては25ページから26ページに記載されておりますので、ごらんいただきたいと思います。 最初の労働諸費でございますけれども、この中では特に、 137ページの関係で、新規就労者の激励事業というものをことしから市内の企業の新規就労者から実施をしてまいりたいというふうに思っておるわけであります。 それから勤労者の施設の管理費については、特段申し上げることもございません。 それから 139ページの勤労青少年ホーム費、そして 141ページの「働く婦人の家」の費用についても、特段ご説明することがございません。 以上が労働費でございます。 次に、145 ページでありますけれども、6款の農林水産業費であります。これは、前年対比11%の減になっております。主要施策概要説明書では27ページから35ページに記載をされております。特に昨年度よりも11%になった原因でありますけれども、相当な事業費のウエートを占めました天災資金の利子補給事業が非常に減ってきたということ、そしてモデル事業が非常に進捗いたしまして、そんな関係で事業費が減ってきているということ。そしてまた団体営の農道整備事業等が整備をされて進んできておりますので、この辺で減ってきております。それから特に減っておりますのは農業生産施設の関係、特に中野市農協等が事業主体になって行っております集出荷場の整備等については今まで精力的に投資を行ってまいったわけでございまして、そんな点、国、県の補助事業が減ってきております。そんなことで、減ってはおりますけれども、一般財源ベースについては変わってございません。 そこで 145ページの農業委員会費については、特段ご説明することはないわけでございます。 それから農業総務費の関係でございますけれども、 149ページにまいりまして、特定農業地域総合対策事業の補助金 480万でございますけれども、アスパラガスの地区の集出荷施設の整備を行ってまいりたいということでございます。 次、150 ページでありますけれども、28節の繰出金があるわけでありますけれども、農業集落排水事業の特別会計の繰出金でございまして、これが 2,089万 3,000円ほどあるわけでございますけれども、これは特に補助対象外の事業に対して管渠工事あるいは舗装復旧等について繰り出しをしていくということでございます。 次に3の耕種園芸費でございますけれども、この中につきましては、 152ページをごらんいただきたいのですけれども、中野市内の農産物の消費の拡大のキャンペーン、それから菌茸類の振興対策補助を出しまして、中野の農業の基幹でございますキノコ振興に努めてまいりたいということであります。 畜産業費については、特段ご説明することはございません。 それから 153ページに水田農業確立対策費があるわけでありますけれども、これについては、具体的には 155ページの中で15節の工事請負費が 1,880万ほどあるわけでありますけれども、水路改修、それから道路改修等を中心に行ってまいりたいというふうに考えておるわけであります。 それから同和対策事業費でございますけれども、この関係につきましては 155ページの15節の工事請負費に 523万円ほど計上してあるわけでありますけれども、これについては、信濃の水路等を中心にして行ってまいりたいということでございます。 それから同じ 156ページの農村総合整備事業費でございますけれども、これは先ほど申し上げましたように事業は非常に進みまして実施箇所も非常に少なくなってきているというようなことで、事業費が大幅にダウンをしておるわけでありまして、 157ページの15節の工事請負費に 3,900万円を中心にいたしまして関連する予算が載せてあるわけでございまして、岩井、それから金井地区の道水路の整備等を行ってまいりたいというふうに計画をしておるわけであります。 それから 158ページの農村環境改善施設でございますけれども、この中に 159ページの15節に工事請負費、これが農村環境改善センターの浴室が相当タイル等が痛んでまいってきておりますので、これの補修で 100万ほど計上させていただいたわけであります。 それから 160ページの地域農政推進対策事業費については、特段ご説明することがございません。 次に 162ページでありますけれども、農地費の関係で国庫補助事業の耕地整備費でありますけれども、これにつきましても、一応、今、竹原と栗和田で実施をしておるわけでありますけれども、これも事業的にはもうピークを通り越しているということで、前年対比より減ってきております。  163ページの工事請負費で 5,774万ということで、竹原地区とそれから栗和田地区の農道整備をしてまいりたいということでございます。 次に 164ページでありますけれども、県の補助の耕地整備費でありますけれども、これについては、前年同様、15節の工事請負費で 800万円ほどの道路工事等を実施してまいりたいということであります。 それから市単の耕地整備費でありますけれども、この関係では、 165ページにございます委託料、この中で主体的には農道空港の調査費というようなもの、それから15節の 2,303万円ほどについては農道改良舗装工事等を実施をしてまいりたいというふうに考えておるわけであります。 次に 166ページでございますけれども、国庫補助事業の水利費であります。これについては、具体的には 167ページの関係で工事請負費ということで 6,284万円ほど計上させていただいておるわけでありますけれども、吉田堰、中野堰、深沢、佐野沢堰の工事を実施してまいりたいというふうに考えておるわけであります。 それから県単の補助の整備費の関係でありますけれども、これは具体的には工事請負費で1,500 万程度を水路改修をしてまいりたいということであります。 それから 168ページでございますけれども、市単水利費の関係におきましても同様でございまして、 169ページにございます15節の工事請負費 1,632万円については、水路等の改修をしてまいりたいということでございます。 次に、 170ページの林業振興費でございますけれども、この関係につきましては、63年同様松くい虫の防除、それから桜沢・間山線の間伐専用林道を中心にして、委託料で 2,471万 5,000円、それから工事請負費で 5,378万 7,000円と、こういう計上をさせていただいておるわけであります。 次に、 173ページの商工費でございますけれども、商工費については前年対比0.54%の増でございます。主要施策説明書については36ページから39ページに記載がしてありますので、ごらんをいただきたいと思います。 商工総務費については、特段ご説明することはございません。 あと 175ページに委託料でありますけれども、これは中心商店街の近代化計画の樹立事業の委託料、それから異業種企業交流事業等の委託等を考えておりまして、そのほかは前年同様実施をしてまいりたいということでございます。  176ページから 177ページにございますけれども、特に商店街の環境整備事業の補助金ということで街灯の整備等で 250万円等を予定をしております。 そのほか 177ページに工業団地環境整備事業補助金、それから前年同様、工場の立地推進事業補助金ということで高丘工業団地の造成等をしてまいりたいという考え方をしておるわけであります。 あと21節の貸付金につきましては、前年同様、市の単独の融資制度ということで8億円程度の事業額で実施をしてまいる貸付金でございます。 そのほか 178ページの観光費でございますけれども、先ほども市長の提案説明で申し上げましたように、全国土びな玩具展を開催をしたいというようなことで、それぞれの節へおよそ 240万円ほどの計上をさせていただいております。 そのほか、180 ページにございますけれども、工事請負費が 610万ばかりあるわけでありますけれども、東山の公園整備、それから浜津ケ池等の公園整備をしてまいりたいということでございます。 経済部関係は以上でございます。--------------------------------------- ○議長(荻原勉君) ここで10分間休憩いたします。(休憩)(午後2時02分)---------------------------------------(再開)(午後2時22分) ○議長(荻原勉君) 休憩前に引き続いて会議を再開いたします。--------------------------------------- ○議長(荻原勉君) 次に、建設部長。      (建設部長 池田利政君登壇) ◎建設部長(池田利政君) 土木費につきまして補足説明を申し上げます。 予算書 181ページからでございます。主要施策概要説明書では39ページから45ページまでということでございますので、ごらんをいただきたいと思います。 土木費全体では、昨年に比べまして23.4%の増ということでございます。  183ページをお願いしたいと思いますが、土木総務費の中で負担金補助及び交付金の中で、183 ページの一番最下段にオリンピック道路地元対策委員会活動補助金15万円とありますが、新年度から実施したいということで計上したものでございます。 次に 184ページでございますが、19節の負担金補助及び交付金の中で事業費 4,000万円を計上してございますけれども、これは県施行の市負担金と踏切改良警報機設置負担金でございますが、この踏切は、新年度、越・西笠原線でございます。西笠原のお宮のそばの踏切を予定してございます。 次に 185ページですが、道路新設改良費でございます。1、2級、その他道路あわせまして実施したいと。地元の要望に基づきまして緊急度の高いものから実施したいということで予算計上してございます。15、17、22等が主なところでございます。 次に 187ページでございますが、道路舗装費。15節工事請負費でございますが、前年度に引き続きまして舗装新設費につきましては道路改良をしたところを主体に舗装をしてまいりたいと。表層舗装につきましては受託事業等も含めまして実施したいということでございます。 次に 187ページの道路維持費の13節委託料でございますが、道路清掃委託料でございます。これは路面清掃ということでございまして計上したものでございますが、1、2級道路で交通量が多く家屋連たん区域につきまして路面清掃をしたいと、こういう目的でございます。 それから 188ページでございますが、15節工事請負費、これにつきましては、道路修繕、それから側溝、暗渠等の清掃工事でございまして、小規模工事ということで約49カ所くらいということで予定しております。 それから 189ページでございますが、除雪費でございます。委託料 1,737万 1,000円計上してございますけれども、例年にならいまして除雪をしたいということでございます。 それから18節に備品購入費で、除雪幅明示用備品購入費でございますけれども、これは、毎年冬を迎えるに当たりまして路肩にポールを立てるわけでございますが、非常に路肩等が、土盛の路肩であればいいわけですが、さもないところ、あるいは砂利があってなかなか通らないというようなところがございます。そこのところを穴をあける振動ドリルを使ってあけたいと。そんなことでその機械を購入したいということでございます。 次に 190ページでございますが、公共道路改良費で15、17、22節でございますけれども、これにつきましては、牧ノ入線の改良それから舗装、片塩・牛出線の改良ということでございます。 それから雪寒対策の13節でございますが、水源調査委託料、これにつきましては、科野、平岡の水源調査をしたいという内容でございます。 次に、交通安全特別対策事業の関係でございますが、15節の工事請負費につきましては、片塩・牛出線の待避所を予定しております。それから松川歩道橋の改修をしたいということでございます。今、松川の駅の方から上がってまた道路の方へ戻るというようなことになっておりまして、非常に利用度が少ないというようなことから、中町線の方へ一部つけかえというんですか、新しくつけたいと。降り口をつけたいということでございます。 それから、同和対策事業費でございますが、これにつきましては、15節、17節、それから192 ページの22節とありますが、これは科野の道路改良を進めたいというものでございます。 それから、 192ページの橋梁維持費で15節の工事請負費でございますが、橋梁修繕工事費とありますけれども、これにつきましては、大正橋のガードレールを修繕したいという内容で計上したものでございます。 それから橋梁新設改良費で19、22節、これにつきましては、19節につきましては草間大橋、これは篠井川の改修に伴いまして橋のかけかえが必要になるわけでございますが、その負担金でございます。それから17節、それから22節につきましては、壁田笠倉橋の用地補償の先行取得ということで進めたいという内容でございます。 それから次に 194ページをお願いします。15節河川費の工事請負費でございますが、これにつきましては、袖川、相生町先線の関係で水路を新設したいというものでございます。 次に都市計画費の関係でございまして、 195ページをお願いします。この13節、最下段でございますが、委託料で 900万計上してございますけれども、これは用途地域の見直しをしたいということで計上したものでございます。 それから 196ページの中間ほどに負担金補助及び交付金でございますが、都市計画税の修正負担金 500万とありますけれども、これは都市計画図、これは54年にできた都市計画図でございますが、これを修正したいということでございまして、負担金でございます。これは長野、小布施、中野等で、いわゆるそのうちの一部、中野市の負担金ということでございます。 次に公共街路事業費でございますが、 197ページ、15節、17節、22節が大きなところでございますけれども、これにつきましては駅前線、いわゆる若松町線でございます。それから相生町線の先線と、こういうことで実施してまいりたいということで計上したものでございます。 次に街路事業費、 198ページでございますが、19節の負担金補助及び交付金 2,000万。これは県施行工事市負担金でございまして、3路線(駅前線、立己町線、中町線)の事業費に対する負担金ということでございます。 それから次に 200ページをお願いいたします。公園事業費でございますが、13節委託料につきましては、高梨館跡公園の基本設計の見直しをしたいということでございます。いろいろ調査を進めているわけですが、それに基づきまして見直しをするということでございます。 それから工事請負費で 2,180万。 児童公園で 1,500万。この児童公園につきましては、新年度は平野地区を一応予定してございます。 15、17、22節、それぞれ高梨館跡公園、児童公園等の関係でございます。 それから 201ページでございますが、文化公園でございます。13節の委託料で実施設計等委託料がございますが、これは創造館、昆虫館等の実施設計を委託してまいりたいということで計上したものでございます。  202ページでございますが、15節工事請負費、これにつきましては、創作広場、創造館等を含めまして公園全体の工事費でございます。 17節につきましては、開発公社で土地買収したものを引き取ると、こういう内容でございます。 次に、土地区画整理事業でございますけれども、 203ページから13節委託料がございます。これは測量設計の業務委託料ということでございます。  204ページに移りまして、工事請負費、負担金補助、それから22節とありますけれども、それぞれ区画整理をするために計上したものでございます。なお、新年度は22節で家屋移転10戸を予定してございます。 次に、開発費でございます。開発総務費で、 205ページでございますが、委託料 200万ございますが、これは設計管理委託料ということでございまして、この議場の冷暖房、照明等の工事のために設計の委託をしたいということでございます。 その次の貸付金でございますが、17億 8,800万円、これは土地開発公社の運営資金として貸し付けるものでございます。 次に 207ページでございますが、住宅管理費。工事請負費で市営住宅改修工事費ということで計上してございますが、これにつきましては、長元坊、東山、小田中等の改修をするための費用でございます。 それから 208ページ公営住宅建設費で工事請負費に 2,759万 3,000円計上してございますけれども、これは泉団地の住宅でございまして、継続で実施するものでございます。 以上でございます。 ○議長(荻原勉君) 次に、消防長。      (消防長 浦野良平君登壇) ◎消防長(浦野良平君) 消防費の補足説明を申し上げます。  209ページをお願いします。主要施策概要説明書では45ページから48ページにございますので、ごらんをいただきたいと思います。 消防費総額では3億 5,136万円で、前年対比では 8.4%の減でございます。これは消防署豊田分署を昨年つくりましたもので、それの減が主なるものでございます。 常勤消防費では1億 5,745万円でございますが、これは消防職員29.5人分の人件費が主なものでございます。 次に 210ページをお願いします。210 ページの11の需用費でございますが、これは自動車ポンプ、工作車、救急車等の車両9台の燃料費、修繕費等でございます。それから予防活動のためのポスター、チラシ等の啓発の費用でございます。 12の役務費のうちの一番下にあります職員健康診断手数料でございますが、これは職員のエイズ、B型肝炎の検査をするための費用でございます。 それから次のページにまいりまして免許申請手数料でございますが、これは小型船舶の免許を取るための申請手数料でございます。 それから18の備品購入費でございますが、救急救助用品で 138万円ありますが、これは救助訓練用の安全マット、それから空気呼吸器のボンベ、エアマイテ等の救急救助に使用するものでございます。 次に19の負担金補助及び交付金でございますけれども、中ほどに派遣職員の負担金 600万がありますが、これは63年度から消防学校の職員との交流のための負担金でございます。それからクレーンの免許の講習会の負担金がありますが、これは63年で購入しました工作車を十分に使いこなせるための訓練、それから講習会免許等のものでございます。 次に 212ページをお願いします。非常勤消防費でございますが、これは消防団員 1,028名分の報酬費、それからそれに伴うところの退職報償金の掛金、それから一番下にあります報償費でございますが、これは退職消防団員 113名を見込みまして 1,178万円を計上したものでございます。 次に 213ページでございますが、需用費でございます。これは自動車ポンプが12台、これは分団の方にあるわけでございますが、そのほか可搬ポンプ60台のガソリン代とか修繕費、それからそのほか刺子、ヘルメット、安全ゴム長靴等の購入費を計上したものでございます。 次に 214ページをお願いします。3の消防施設費でございますが、そのうちの13の委託料で52万円計上してありますが、これは、先ほど市長さんからご説明ありましたとおり、車庫、詰所の設計の管理委託料でございます。 そのほか、その下に15の工事請負費でございますが、これは市長さんが先ほど申し上げましたとおり、消防団活性化等によって地域住民に密着した地域防災の核となる消防団拠点施設の整備を行い、活力ある消防団の充実を図るために詰所、車庫の建設をするものでございます。 それから、その下の防火貯水槽でございますけれども、新設でございます。これは本年度4基。改修につきましては32基を計上してあります。 その次に 215ページでございますけれども、18の備品購入費でございます。これは小型動力ポンプは15年、ポンプ自動車におきましては15年、そのほかの自動車につきましては10年を基準といたしまして更新するものでございます。 次に4の広域消防費でございますが、これは消防署の経費と同じものでございますので、よろしくお願いいたします。 それから、飛びまして 217ページの水防費のうちでございます。218 ページをお願いします。15の工事請負費でございますが、水防倉庫の新設工事があります。これは千曲川の水防のために水防倉庫を設置していきたいと、こういうことでございます。 以上でございます。 ○議長(荻原勉君) 次に、教育次長。      (教育次長 徳武栄一君登壇) ◎教育次長(徳武栄一君)  219ページをごらんをいただきたいと思います。教育費について補足説明を申し上げます。なお、主要施策の概要説明書は48ページから57ページにかけて掲げてございますので、あわせてごらんをいただきたいと思います。 教育費の予算総額が9億 4,976万 1,000円でございます。これは前年度の額と比較いたしますと、2億 3,692万余円、20%の減になっております。これは、先ほど市長からも説明がございましたように、9年間にわたる小学校の整備事業が完了いたしましたために、小学校建設費の計上がなくなったことによるものでございます。 以下、主な点について順を追ってご説明申し上げます。 教育総務費の教育委員会費、それから次のページの 220ページ事務局費については、経常的な経費でございますので特に申し上げる点はございません。  221ページの教員住宅施設費も、これも経常的な教員住宅の維持管理費、融資の返還金等でございます。 一番下にあります学校給食共同調理場事業費に1億 3,897万余円の計上をいたしておりますが、学校給食共同調理場事業特別会計への繰出金でございます。考え方は従来同様でございまして、学校給食の賄い材料費とパンと米飯の加工委託料以外の給食センターの管理運営経費の全額を市費で支弁することといたしまして特別会計へ繰り出しをするものでございます。 次に 222ページの小学校費でございますが、前年度比で大きく減っておりますが、先ほど申し上げましたように小学校の建設費がなくなったことによるものでございます。ただし、小学校建設費を除きました学校管理費と教育振興費の予算は、前年比25%ほど伸びております。 それから、参考までに申し上げますが、予算計上いたしております小学校の児童数でございますが、 3,550人でございます。これは前年度より 150人減っております。ここ数年児童数が減少傾向にございますが、いわゆる自然動態による出生数の減少によるものということでございます。 学校管理費につきましては、ほとんど経常的な市内小学校の管理経費でございます。市費支弁の職員の給与費、あるいは光熱水費、燃料費等々の予算をそれぞれ費目に計上いたしております。 この中で特に申し上げたいのは、226 ページをごらんをいただきたいわけでございますが、15節の工事請負費 5,363万 2,000円を計上いたしております。学校施設の営繕工事費ということでございますが、先ほど市長からも説明がございましたが、主なものは長丘小学校の就学環境の改善を図るということで、便所の水洗化工事費に 4,050万円、それから高丘小学校のプールの更衣室、便所等の建設費に 650万円等が主なものでございます。 次に 228ページの教育振興費でございますが、これも教材費等の経常的な教育予算でございまして、特に細かくご説明する点はないわけでございます。  229ページの需用費に、従来同様父母負担の軽減に配慮して、需用費等に児童のための教材費等で 2,353万余円、それから一番下に教師用の教科書及び指導書の購入費ということで掲げてございますが、これは3年に一度の教科書改訂の年に当たりますので、この教科書及び指導書の購入費ということで 560万余円を計上してあるわけであります。 次に 230ページでございますが、中学校費でございます。中学校費につきましては、ほぼ前年同額で計上いたしております。なお、ちなみに申し上げますと、中学校の予算計上の生徒数は 2,020人でございます。これもやはり前年度と比較をいたしますと80人の減になっております。小学校との関連もありまして、若干減少傾向にあるわけでございます。 学校管理費につきましては、これは市内3中学校の管理経費でございまして、予算内容、予算方針等は小学校と同様でございます。この中でも特に申し上げたいのは、 233ページの中ほどに、工事請負費に 2,100万円の予算を計上いたしております。中学校の学校施設の営繕工事費でございます。生徒の就学上の安全確保や、あるいは就学環境の改善を図るということで、3中学校の教室、廊下、あるいは体育館、校庭等の補修工事を行う計画でございます。 それから次に 235ページをお願いいたします。教育振興費でございますが、この中では、先ほど市長から説明がございましたように、新年度新規のソフト事業といたしまして外国青年の英語指導講師を招致をしたいということで、報酬、旅費等に 421万余円の予算を計上いたしております。国際化社会に対応できる人間性豊かな生徒を育てたいということで、生徒の語学力の向上に資したいというふうに考えております。 それから次の 236ページでございますが、備品購入費の中に特別活動備品の購入費として100 万円計上しておりますが、これも前年に引き続きまして、音楽教育あるいは体育関係の特別活動のための備品購入費としてでございまして、その充実を図りたいということでございます。 それから、扶助費には 836万円。これは、従来同様、要保護あるいは準要保護生徒の就学援助費等の扶助費を計上してあるわけでございます。 次に、同じページでございますが、社会教育費でございます。総額で2億 7,347万 9,000円の予算でございます。 社会教育総務費でございますが、この中にはいろいろ入りまじっておりますが、各費目にわたって入っております。 主な事業だけ申し上げますと、1つは青少年対策事業でございます。今、社会的に大きな問題になっておりまして、各般の対策を講じておるわけでございますが、新年度の予算編成の1つの柱にもなっております青少年対策事業につきまして、引き続きまして研修会あるいは青少年の自主活動等を高めたいということ。さらに新しい事業といたしましてガキ大将フェスティバルといったような事業も実施をしたいと。それから青少年の健全育成の推進モデル事業の実施、あるいは市民集会の開催、それから育成会活動に対して助成の拡大を図りたいということで、青少年対策事業の充実のために総額 748万円の予算を計上いたしております。 それから2番目には芸術文化の振興事業ということで、第26回になりますが、中山晋平記念音楽賞の作曲募集と入選曲発表会、それから新しく音楽活動の底辺の拡大と資質の向上を図りたいということで、合唱部門における講習会を開催する計画でございまして、そういった市民の芸術文化の振興のために 139万余円。 それから3番目に中山晋平まつり事業でございますが、今年度で3年目になりますけれども、引き続いて中山晋平先生の偉業を広く顕彰をし伝えていきたいということで晋平まつりを開催する計画で、その予算として 380万円をこの中で計上いたしております。 それからもう1つ、埋蔵文化財の発掘調査事業でございますが、ご案内のように、最近、開発事業、公共土木事業等の実施が非常に盛んになってきております。総体的に埋蔵文化財の発掘がふえてきております。貴重な遺跡や古墳等でありますので、可能な限り保存、保護をしたいという考え方でございますけれども、開発事業との調整をいたしまして、主要な発掘調査、記録、保存をしたいということで、ここに入っております主な事業を申し上げますと、県道中野・豊田線の立ケ花橋の橋梁整備工事にかかわる遺跡の発掘調査で 1,554万余円、それから県道須坂・中野線の改良工事に伴う新野・間山地籍の遺跡の発掘調査で 329万余円等が入っております。そのほか、高梨氏の城跡の発掘調査事業で、公園整備に先立ちまして引き続き未調査の部分の発掘、一部土塁空掘り等の発掘調査費に 1,042万円ほどこの総務費の中で計上いたしておりますので、ご理解いただきたいと思います。 次に 242ページでございますが、歴史民俗資料館費でございますが、これは資料館の維持管理費が主な内容で、特別申し上げる点はございません。 次の 244ページ、中山晋平記念館費でございますが、昭和62年の7月に開館をいたしまして、1年8カ月ほど経過をいたしております。この2月末までの有料入館者が約7万 5,300人ほどになっております。今年度中には10万人に達するものと見込んでおります。この晋平記念館の予算は経常的な維持管理費がほとんどでございまして、特に申し上げる点はないわけでございますが、資料の展示公開等にはなるべく創意工夫をし、また役務費の中で広告料等も計上いたしておりまして、宣伝広報にも十分配慮をいたしまして、引き続いて多くの来館者がありますように努めてまいる所存でございます。 それから次に 246ページでございますが、同和教育費でございます。これも毎回申し上げているとおりでございまして、市民一人ひとりが同和問題に関心を深めていただいて、差別をさせない意識を高めるということで、懇談会や、あるいは学習会、研修会等の同和教育活動を引き続いて実施をしていく計画でございます。そのための指導員の設置費、啓発事業費等の予算を各費目にそれぞれ計上いたしております。  248ページの同和教育集会所費でございますが、これは北部、西部、南部の3集会所の管理運営経費、あるいは集会所事業費等でございます。 それから 249ページ、公民館費でございますが、公民館職員の給与費等のほかに、中央公民館、北部公民館の管理運営経費と事業費、いわゆる生涯教育に対する要請が非常に高まっております中で、市民の皆さんの学習の場として講座、教室、あるいは学級等を開設をして公民館活動を行うための予算をそれぞれ費目に計上いたしております。 特別申し上げたい点は、 253ページの工事請負費で 910万円を予算化しておりますが、照明施設の改修工事費として 595万円。これは、中央公民館の照明が劣化をしまして、暗くて、利用をいただく皆さんに不便をかけておりますので、新しい設備に改修をしたいということでございます。冷房施設工事費は、これは北部の公民館に前年度に引き続きましてセパレート型の冷房機を設置をする予算でございます。 次に 254ページでございますが、地区公民館の建設で 1,280万余円を計上いたしております。これは高丘地区に西部公民館を建設する計画で、そのための用地測量、地質調査、実施設計等の委託料が主なものでございます。なお、用地取得につきましては、起債等の関係で土地開発公社に委託をして先行取得をする予定でございます。 図書館費でございますが、図書館費といいましてもほぼ経常的な図書館の管理運営経費がほとんどであります。  256ページをごらんいただきたいと思いますが、 256ページの一番下の工事請負費に 312万1,000 円予算を計上しておりますが、非常に図書館が蔵書数がふえてまいりまして、狭隘になってまいりまして、収納スペースも少なくなってきております。そういうことで、それを緩和したいということで、効率的な蔵書保管ができます複式移動棚というものを設置をしたいということで、その工事費でございます。 それから次のページ、備品購入費に 633万円計上してございますが、その中に図書購入費で584 万 1,000円の予算をつけておりますが、これは従来同様でございまして、この図書購入費で約 3,000冊弱の図書を購入する計画でございます。 それから 257ページの下に図書館の建設調査費として50万円の計上をしておりますが、新しい図書館を建設する計画で、そのための調査費として50万円、調査旅費と資料費と作成費等でございますが、計上いたしております。 同じ 257ページの一番下に保健体育費がございます。9,963 万 7,000円でございます。 次のページ 258ページでございますが、保健体育総務費でございます。これは、スポーツ、社会体育にかかわる市民の皆さんの関心が非常に高まってまいりまして、年々その底辺の拡大もされてきておりまして、大変喜んでおるわけでございますが、そういう状況の中で社会体育やスポーツの振興を図るために、各種のスポーツ教室、それからスポーツ講座、あるいはスポーツ大会等を開催する計画でおります。その予算をこの総務費の中のそれぞれ費目にわたって計上いたしております。 それから 259ページの一番下には負担金補助金がございますが、これはスポーツ大会等に対する補助金、あるいはスポーツ団体等に対する活動を維持するための補助金をそれぞれ計上しております。 それから、 260ページの体育施設費でございますが、 8,586万 2,000円の予算を計上しておりますが、この予算は、市民体育館を初めといたします多くの体育施設の維持管理経費と、それから体育施設の整備費でございます。この中で特に申し上げたいのは、 261ページにやはり工事請負費でございますが、 6,087万円の予算を計上しておりますが、主なものは市営野球場の整備工事費で 3,450万円、これは継続事業で実施をいたしておりますが、今年度も前年度からの継続費を組んで工事を進めております事業で、メインスタンド、本部席、バックネット、ダックアウト等の一連の整備を実施をする計画でございます。 それから市民プールの内面塗膜塗装替工事として 2,130万円を計上いたしておりますが、プール全体の塗装が一部剥離が出始めておりますので、競泳プール、流水、幼児、スライダープール等、全プールにわたって塗装がえをしたいという、そのための工事費でございます。 一番下に北部運動場の整備工事費として 220万円ございますが、これは、北部の運動場には全く建物がなくて緊急避難もできないような状況にありますので、休憩所を兼ねた必要最小限度の用具保管等もできるブロック造りの建物1棟を建設をしたいという計画で予算を計上したものでございます。 それから、次に 262ページの備品購入費でございますが、これは市民体育館の電動式バスケットボード等の購入費が主な内容でございます。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(荻原勉君) 以上で部長等の補足説明を終わります。--------------------------------------- △41 議案第37号 平成元年度中野市国民健康保険事業特別会計予算 △42 議案第38号 平成元年度中野市老人保健医療事業特別会計予算 △43 議案第39号 平成元年度中野市授産所事業特別会計予算 △44 議案第40号 平成元年度中野市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 ○議長(荻原勉君) 日程41 議案第37号 平成元年度中野市国民健康保険事業特別会計予算から、日程44 議案第40号 平成元年度中野市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計予算までの、以上議案4件を一括して議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第37号からご説明を申し上げます。 平成元年度中野市国民健康保険事業特別会計予算について。 国保財政につきましては、人口構成の急速な高齢化等によりまして極めて悪化をしている状況にあるわけでありますが、これに対応して国民健康保険の基盤安定を図るため、63年度と本年度の暫定措置として保険料軽減に対する補助制度を設け、一般会計から繰り入れする措置がとられておるところであります。また、医療技術の進歩による高度医療費や被保険者の高齢化等による医療費の増高は避けて通れない問題であるとして、現在、国の国保基本問題特別委員会で抜本的対応策が検討されておるところでございます。 当市の医療費の動向につきましては、63年度の補正予算でご説明申し上げましたとおり、被保険者の減少に伴い医療費の全体の伸び率は鈍化してきておりますが、1人当たりの医療費が伸びる半面、国保税の伸びが見込めず、依然厳しい財政状況にございます。そのため、本年度は、63年度で取り崩しをしなかった国民健康保険財政調整基金を全額繰り入れをして財源不足を補うことといたしております。 予算総額は20億 234万 3,000円で、前年度に比べ1億 4,221万 2,000円、率にいたしまして6.6 %の減でありますが、これは63年度当初予算で62年度対比16.3%増を見込んでおりましたものが、被保険者の減少等により最終予算規模で12.4%増程度にとどまる見込みでありますので、本年度予算につきましてもこれらの実績を勘案して見込んだことによるものであります。 主な内容につきましては、歳入で、国民健康保険税を9億 7,513万余円、国庫支出金7億4,313 万余円を見込んだほか、財政調整基金繰入金 9,685万余円、一般会計繰入金 1,645万余円等を計上いたしております。歳出では、保険給付費を前年度対比7%減の14億 8,766万円を見込みましたが、内訳では一般被保険者分が 5.5%減の11億 252万余円、退職被保険者分が23.8%減の1億 6,440万円で、高額療養費は 6.8%増の1億 5,769万余円等であります。 次に、議案第38号 平成元年度中野市老人保健医療事業特別会計予算について申し上げます。 本案につきましては、予算総額14億 6,687万 7,000円で、前年度に比べまして、 9,950万3,000 円、率にして 7.3%の増であります。主な内容につきましては、歳入で医療保健から拠出いたしました支払基金交付金10億 2,726万余円、国庫支出金2億 9,186万余円のほか、一般会計からの繰入金 7,475万余円等を見込みました。また歳出では、老人の医療給付費等に必要な医療諸費を、63年度の給付状況を勘案し、 7.3%増の14億 6,513万余円を見込み、計上をいたしております。 続いて議案第39号 平成元年度中野市授産所事業特別会計予算について申し上げます。 本案は、予算総額 5,084万 5,000円で、前年度に比べまして41万 9,000円、率にして 0.8%の減でありまして、ほぼ前年並みの事業運営を図っていくことといたしております。ご案内のとおり、本施設は、生活保護世帯や身体障害者等の皆さんの就業促進と、自立更生、社会参加を目的として運営されておるわけでありますが、本年度は一部一般の方々の利用を含め50人程度の利用者を見込んでおります。 主な内容につきまして申し上げますと、まず歳入では、作業工賃収入 2,280万円、施設授産事務費負担金 2,176万余円等を見込んだほか、事務費負担金対象利用者の減により一般会計からの繰入金を計上いたしました。歳出では、作業工賃 2,446万余円のほか、事業に係る運営管理費等を計上いたした次第であります。 次に、議案第40号 平成元年度中野市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について申し上げます。 本案につきましては、予算総額 3,024万 1,000円で、前年度に比べまして85.1%、額にして1,390 万 3,000円と大幅な増加になりましたが、前年度は住宅改修資金1件に対し、本年度は住宅新築資金1件、改修資金2件を見込んだことによるものであります。 主な内容につきましては、歳入で住宅新築並びに改修資金貸付にかかわる国庫補助金 301万円、市債 1,380万円を見込んだほか、過年度貸付にかかわる元利収入 1,141万余円等を計上いたしました。歳出では、住宅新築及び改修資金3件の貸付金 1,700万円のほか、長期債の元利償還金等を計上をいたしております。 以上、特別会計4件について一括ご説明申し上げました。よろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(荻原勉君) ここで10分間休憩いたします。(休憩)(午後3時12分)---------------------------------------(再開)(午後3時36分) ○議長(荻原勉君) 休憩前に引き続いて会議を再開いたします。--------------------------------------- △45 議案第41号 平成元年度中野市倭財産区事業特別会計予算
    △46 議案第42号 平成元年度中野市中野財産区事業特別会計予算 △47 議案第43号 平成元年度中野市等公平委員会特別会計予算 △48 議案第44号 平成元年度中野市学校給食共同調理場事業特別会計予算 △49 議案第45号 平成元年度中野市下水道事業特別会計予算 △50 議案第46号 平成元年度中野市農業集落排水事業特別会計予算 ○議長(荻原勉君) 日程45 議案第41号 平成元年度中野市倭財産区事業特別会計予算から、日程50 議案第46号 平成元年度中野市農業集落排水事業特別会計予算までの、以上議案6件を一括して議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第41号から申し上げます。 平成元年度中野市倭財産区事業特別会計予算について。 本案につきましては、予算総額 1,620万 7,000円で、前年度に比べ 323万 1,000円、率にして24.9%増となります。 主な内容につきましては、歳入で、森林開発公団との分収契約地に係る造林委託金 1,472万余円のほか、土地貸付収入等を見込んでおります。歳出では、公団からの受託造林事業として地拵10ヘクタール、及びスギの植栽11.1ヘクタールの実施と、造林委託料 1,157万余円、苗木購入費 276万円等を計上いたしました。 次に、議案第42号 平成元年度中野市中野財産区事業特別会計予算について申し上げます。 本案は、予算総額 239万 9,000円で、前年度に比べ37万 7,000円、率にして13.6%の減となりましたが、前年度におきまして東町の駐車場整備を行ったことなどによるものであります。本会計は、区有財産の適正な運営管理を行うための費用であり、歳入では駐車場等の土地貸付収入及び基金積立金利子収入を見込み、歳出では財産管理基金積立金 120万円のほか、財産管理にかかわる経費を計上いたしました。 続いて、議案第43号 平成元年度中野市等公平委員会特別会計予算について申し上げます。 本案は、予算総額 104万 4,000円で、前年度に比べ2万 2,000円、率にして 2.2%の増であります。内容につきましては、中野市のほか関係する一部事務組合からの繰入金及び負担金等により委員会の円滑な運営を図っているところでありまして、委員会の運営に必要な経常的経費を計上したものであります。 続いて、議案44号 平成元年度中野市学校給食共同調理場事業特別会計予算について申し上げます。 本案につきましては、予算総額3億 7,253万 2,000円で、前年度に比べ 240万 1,000円、率にして 0.6%の減であります。本事業につきましては、小・中学校の児童、生徒の栄養バランス、米の消費拡大等から、週2回の米飯と3回のパン食を提供しているところでございますが、前年度に比べ 160人減の 5,820人分を見込んでおるところでございます。 歳入につきましては、給食費収入は諸経費の増が予想されますが、献立内容の工夫等により現行料金を据え置くこととし、2億 3,343万余円、一般会計からの繰入金1億 3,897万余円等を見込み、歳出では、給食用賄い材料、パンや米飯等の加工委託料のほか、調理場の屋根葺替工事費 583万円等を計上いたしております。 続いて、議案第45号 平成元年度中野市下水道事業特別会計予算について申し上げます。 本案は、予算総額8億 2,840万 8,000円で、前年度に比べまして1億 7,944万円 7,000円、率にして17.8%の減であります。本年度は、第2期計画区域である 124ヘクタールのうち、一本木、西条の面整備5ヘクタールのほか、新たに七瀬住宅団地造成に伴う下水道管渠を敷設し、10ヘクタールの面的整備を行うこととしておりますが、前年度に比べ1億 8,000万円ほど減額となりました。その要因は、前年度に処理場の増設工事を行ったこと、第2期計画事業のうち区画整理事業にあわせて行う事業を除きほぼ終了の域に達したこと等によるものであります。 予算の内容につきましては、まず歳入では、受益者負担金及び下水道使用料で消費税導入に伴う使用料改定分も含め1億 2,580万余円、国庫補助金1億 3,227万余円、資本費平準化債などの市債2億 2,270万円のほか、一般会計からの繰入金3億 1,404万円等を見込んでおります。また、歳出では、第2期計画の管渠埋設工事 1,727メートル、及び七瀬住宅団地の管渠埋設工事 2,368メートル等の事業にかかわる下水道建設費で2億 9,308万余円、処理場管理費で 6,102万余円のほか、長期債元利償還金である公債費で3億 4,762万円等を計上いたしております。 次に、議案第46号 平成元年度中野市農業集落排水事業特別会計予算について申し上げます。 本案は、予算総額1億 5,700万 4,000円で、前年度に比べ 5,253万 6,000円、率にいたしまして25.1%の減となりますが、処理場建設の事業費配分による減等であります。本事業につきましては、昭和61年度から草間地区における生活環境の改善や公共水域の水質保全等を目的とし建設してまいりましたが、本年度で工事が完了する運びとなります。 予算の内容につきましては、歳入で、県補助金 8,711万余円、市債 3,110万円、地元負担金1,789 万余円のほか、建設最終年度のため単独事業費の増等があり、一般会計からの繰入金2,089 万余円を見込みました。歳出では、処理場建設工事費 5,700万円、管渠埋設 900メートルの工事費 5,500万円、舗装復旧工事費負担金 2,710万余円等を計上いたしました。 以上、特別会計6件について一括してご説明申し上げました。よろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- △51 議案第47号 平成元年度中野市駐車場事業会計予算 △52 議案第48号 平成元年度中野市水道事業会計予算 ○議長(荻原勉君) 日程51 議案第47号 平成元年度中野市駐車場事業会計予算、及び日程52 議案第48号 平成元年度中野市水道事業会計予算の、以上議案2件を一括して議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第47号からご説明を申し上げます。 平成元年度中野市駐車場事業会計予算について。 本案は、商店街の振興を図るため経営をいたしております駐車場の利用率は年々低下しておりますので、定期駐車の拡大等を含め収益の向上に努めているところでありますが、依然として厳しい経営環境にあります。 予算の内容につきましては、収益的収入及び支出で駐車場使用料を前年比17.6%減の 713万円、一般会計からの繰入金 160万円余等、収入総額で 876万余円を見込み、支出では、管理事務委託料等営業費用で 631万余円、借入金利子等営業外費用で 202万余円等、総額 861万余円を計上いたしました。 また資本的収入及び支出につきましては、収入で一般会計からの施設整備補助金 187万余円を見込み、支出で長期債元金償還金 294万余円を計上いたし、不足する財源につきましては損益勘定内部留保資金で補てんすることといたしております。 次に、議案第48号 平成元年度中野市水道事業会計予算について申し上げます。 本案につきましては、公共下水道の普及等による水需要の増加に対処するため、昭和58年度から進めております第6次拡張事業並びに排水管再整備にかかわる事業投資は、昭和63年度末で45億 8,600万円ほどになる見込みであります。その財源として借り入れた企業債の償還はもとより、資産の減価償却の開始、さらには消費税に伴うコストアップも見込まれ、極めて厳しい経営状況となっているところでありまして、消費税分については料金改定をお願いしているところであります。したがいまして、従来にも増し、経費の節減、経営の合理化に徹するとともに、建設当初の効率的かつ重点的な配分に努め、経営の改善を図っていくこととし、編成したところであります。 予算の主な内容につきまして、収益的収入及び支出から申し上げます。 収入で、水道料金は昨年8月改定した料金の平年度化等により、前年度に比べまして12%増の4億 7,727万円を見込んだほか、水源拡張等にかかわる一般会計補助金 5,141万余円等を見込み、支出では、浄水施設や配水施設の運営管理費及び減価償却費等の営業費用で前年度比35.8%増の3億 3,677万余円、支払い利息等の営業外費用2億 6,087万余円等を計上いたしております。 また、資本的収入及び支出につきましては、収入で加入者分担金等の工事費負担金 6,823万余円、第6次拡張事業及び配水管再整備事業等にかかわる企業債2億 3,900万円等を見込み、支出では拡張事業として送水管布設等に係る事業費 4,128万円、配水管再整備や区画整備事業に伴う配水施設改良費2億 7,559万余円、及び七瀬住宅団地造成に伴う事業費 4,593万余円のほか、長期債元金償還金 2,820万余円等を計上いたしました。 なお、収益的収入及び支出において、単年度収支で 5,258万余円の不足が生ずることと見込んでおりますが、この不足額につきましては繰越利益剰余金を充て、資本的収支で不足する1億 1,816万余円につきましては当年度損益勘定留保資金で補てんをすることといたしております。 以上、企業会計2件について一括ご説明申し上げました。よろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- △53 議案第49号 市道路線の廃止について △54 議案第50号 市道路線の認定について △55 議案第51号 高梨館跡公園整備事業の公園用地の取得変更について △56 議案第52号 市営土地改良事業の施行について △57 議案第53号 市営土地改良事業等に要する経費の賦課徴収基準等について ○議長(荻原勉君) 日程53 議案第49号 市道路線の廃止についてから、日程57 議案第53号 市営土地改良事業等に要する経費の賦課徴収基準等についてまでの、以上議案5件を一括して議題といたします。(議会事務局長山田正人君議案を朗読する。) ○議長(荻原勉君) 提案者の説明を求めます。 市長。      (市長 土屋武則君登壇) ◎市長(土屋武則君) 議案第49号 市道路線の廃止についてから申し上げます。 本案は、市道整備により必要がなくなった道路1路線について廃止をしようとするものであります。 次に、議案第50号 市道路線の認定について申し上げます。 本案は、地域開発等により生活道路として市道認定基準に適合した5路線について認定しようとするものであります。 次に、議案第51号 高梨館跡公園整備事業の公園用地の取得変更についてお願いを申し上げます。 本案は、昨年9月議会で用地取得についてご承認を得て、鋭意買収交渉を進めてきましたが、地権者の家屋移転が新居の建築手続でおくれたため、明年度買収予定地を振りかえて買収しようとするものであります。 次に、議案第52号 市営土地改良事業の施行についてでありますが、本案は、市営土地改良事業として、南間長瀬地区で 106メートルの水路改修、小沼地区ほか3地区で農道舗装等を施行しようとするものであります。 次に、議案第53号 市営土地改良事業等に要する経費の賦課徴収基準等について申し上げます。 本案は、農村総合整備モデル事業として施行する道路改良及び水路改修等について、岩井地区ほか5地区に係る賦課徴収基準等を定めようとするものであります。 何とぞよろしくご審議をお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(荻原勉君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。(散会)(午後4時03分)...